
小美濃安弘
映像ID: 2442
11440【小美濃委員】 採用は東京都ですよね。それは分かります。ただ今回、当然皆さんも御案内なのだけれども、市内某小学校で急に4人の産休の先生が出てしまって、2月に入っても2人、臨時教員がなかなか見つからなくて、このまま新学期を迎えてしまうのは大変心配だということで、教育委員会にももちろん御尽力をいただきましたし、校長先生も奔走しましたし、地域の方々もみんな奔走して、やっと先日、2人の臨時教職員が補充というか、充足できた、そういう状況がありました。でも本当に年度末にそういうことがあると、産休でお休みになられる方がたくさん出てしまうと、新学期が本当に迎えられるのだろうかと、そういう重大なことになってしまうわけです。
そのときに地域の方とか学校の方とかとお話ししたのですけれども、やはり学校だけで探すのはなかなか難しいということです。特にもう年度末になってしまうと、その東京都の臨時職員のリストもほとんど埋まってしまっていて、実は空いている枠というのかな、空きがないという状況でありました。最終的にはそこの地域は、地域の方からの御紹介で最後の先生が決まったということでもあるのですけれども。
また、次のページ、120ページに、各学校において臨時職員が手配できないため職員定数に満たなかった人数という資料を出していただきました。これを見ると、毎年1人ぐらいは定数を満たしていない、こういう状況です。特に令和4年度は随分多いということで、これはちょっと現状も教えていただきたいのですけれども、まず1点、原則的な話として、職員定数に満たなくなると、学校現場ではどういう不具合が生じるのかというのを、ちょっと教えていただきたいと思います。
そのために教育委員会としてはどういう対策をしているのか、この点についてもお伺いしたいと思います。