11465【内山委員】 すみません、今のは、東京都の高等学校の教育無償化にかからない、アッパーの話になってしまっているのですか。そうではないと思っているのですけど。それぞれ市のほうからDMを出していると思うのです。だからちょっとそこがよく分からないのです。
これは何でそういうことを言っているかというと、実は「武蔵野の福祉」の中で、社協の様々な支援金の中でも貸付事業がありますが、ここ数年貸付けはずっと実績ゼロなのです。大学もです。これは武蔵野市独自の修学支援事業だと思っているので、大事なものであるのですけど、そういった市の、社協も含めた様々な教育の機会均等のために必要な支援が、きちんと見直されてきているのかということの視点で私は聞いています。
貸付けの実績がないというのは、やはりそれは、今は返すことが困難になっているからどうしても給付になるのだろうし、本来なら子育て支援にしても子どもの育ちにしても、必要なのは、教育の無償化。これは高等学校だけではない、大学、高等教育にわたってもそうですけれども、受験するだけでも何十万円もお金がかかるというこの日本の状況は、どう考えてもおかしいというふうに思いますので、それでちょっとこの件をきっかけに聞いているのです。どういう人たちにどういう支援が必要だと考えて事業をやっているかという、原点を考えていただきたいのです。