11633【桜井委員】 では、締めくくりの総括質疑としまして、この5日間の議論の中で、個人的に重要なポイントかなと思った点について、改めて理事者としての御意見を伺いたいと思います。
まず、農業費、商工費に関する議論の中で出ました、いわゆるカンフル剤か、あるいは漢方薬かというような話、要は、この間、コロナ禍への対応ということで、まちの様々な困難な状況に対応するためにカンフル剤的な経済政策、支援政策を行ってきたと。しかし、コロナが一定解消の見込みが立って、今度は物価高騰ということが大きな課題になってきたときに、より根本的な経済構造、社会構造の変化を促していく取組が必要ではないかという認識が示されたものというふうに理解しております。私もこの点に関しては全く同じ考えを持っているのですが、では、具体的にどういった取組が考えられるのかという点も含めまして、理事者としての御意見をお聞かせください。