23690【田中保健医療担当部長】 令和5年度武蔵野市後期高齢者医療会計決算について御説明いたします。説明の都合上、歳出から御説明いたしますので、353ページをお願いいたします。
第1款総務費は、後期高齢者医療制度を運営するための事務的経費でございます。
第1項総務管理費第1目一般管理経費は人件費、郵便料などで、対前年度比65.3%の減でございます。これは令和4年度に実施した2年に一度の被保険者証の一斉更新に対して、令和5年度は規模の小さい年次更新の年度であったため、郵便料が減少したことによるものでございます。
第2目賦課徴収費は、保険料の賦課徴収に要した経費でございます。
第2款分担金及び負担金は、東京都後期高齢者医療広域連合に対する拠出金で、対前年度比3.4%の増でございます。拠出金の内訳は、備考欄記載のとおりでございます。
第3款保健事業費は、健康診査などに要した経費でございます。
355ページをお願いいたします。第1項保健事業費第1目健康診査費は、健康診査に要した経費で、一般会計の繰出金などでございます。
第2項葬祭諸費第1目葬祭費は、葬祭費の給付に要した経費で、1件当たり5万円、1,012件分でございます。
第4款諸支出金は、保険料還付金及び還付加算金、償還金及び一般会計繰出金に要した経費でございます。
第1項償還金及び還付加算金第1目保険料還付金及び還付加算金は、過誤納された保険料の還付金及び還付に伴う加算金でございます。
第2目償還金は、受託事業収入等の返還金でございます。
第2項一般会計繰出金は、市が収納した過年度滞納繰越分の保険料を一般会計へ繰り出すものでございます。
第5款予備費は、85万円を、葬祭費、負担金、補助及び交付金へ充用いたしました。
357ページをお願いいたします。以上、歳出の合計は42億1,233万2,000円で、執行率は99.4%でございます。
続きまして、歳入の御説明をいたしますので、恐れ入りますが、347ページをお願いいたします。
第1款保険料第1項後期高齢者医療保険料は26億1,954万円で、対前年度比2.6%の増となりました。歳入に占める割合は62.0%、調定に対する割合は99.5%でございます。
第2款使用料及び手数料は、証明手数料でございます。
第3款繰入金は、一般会計繰入金で、対前年度比3.2%の増でございます。詳細は備考欄記載のとおりでございます。
続きまして、349ページをお願いいたします。第4款繰越金は、前年度からの繰越金でございます。
第5款諸収入は、保険料の延滞金、還付金、広域連合からの健康診査費や葬祭費の受託事業収入及び広域連合補助金等でございます。
次に、351ページをお願いいたします。以上、歳入の合計は42億2,632万円で、調定額に対する割合は99.7%でございます。
恐れ入りますが、25ページにお戻りをお願いいたします。歳入決算額は42億2,632万8,342円、歳出決算額は42億1,233万2,279円で、歳入歳出差引残額1,399万6,063円は翌年度への繰越金でございます。
以上で説明を終わります。よろしく御審査のほどお願いいたします。