24048【毛利市民活動担当部長】 平和施策のあり方懇談会につきましては、報告を受けて、今年度から手をつけられているものとしては、やはり市民の方が持っていらっしゃるような戦争遺物、爆弾の破片であったりとか、鉄かぶとであったり、そういったものを、今までは1階のショーウインドーでの展示だったのですけれども、それはやはりこれが落ちてきたとか、使っていた事実があるので、それを五感で感じてほしいというようなお話がありまして、そのため今年の夏のイベントのときには、会場の後ろに触れる形で展示をしまして、お子さんをはじめ大分触っていただいて、実際にこんな重いのが飛んでくるのだねみたいな、そういう一つのきっかけになったかなというふうに思っております。
また、若い世代への継承というところにつきましては、1つは先ほどの体験記録集の活用のようなものもあるのですけれども、もう一つは、やはり今までは、例えば何周年というような節目の年に行われていた長崎への派遣事業のような、そういった中高生世代が参加できるようなイベントのもう少し継続的な実施とか、そういったことをやる中での、次に伝えていってもらえる若者の育成のようなところを、今後やっていきたいというふうに思っているところでございます。