24077【東山委員】 本当に結構な数だと思いますので、ぜひそれぞれ確認も進めていただきたいと思っています。基本的にベンダーロックをきちんと業者と向き合うには、やはり3つ解決策があると思っていまして、1つは、しっかりとベンダーに対してこちらから提案ができるぐらい知見を高めていただく人材を育てることと、あとは高橋CIO補佐官にもいろいろと相談いただくべきかなと思っています。
3つ目としては、一般質問でも取り上げられましたけれども、基本的にデジタル庁がもう全部統一のシステムなりつくってくれたら一番いいのですけれども、そう待ってはいられないので、自治体同士の連携が僕は重要かなと思っております。
簡単に紹介しますと、新潟県の三条市では、三条市は10万人ぐらいの人口ですけれども、住民情報系のシステムの共同化とか、財務会計、校務支援システムとか、10のシステムを5自治体で連携して進めたということで、これによって近隣自治体の5自治体が、標準化とか効率化とかコスト削減につながって、10年間利用することで50%のコストが削減できて、47億円になったというところもありますので、他の自治体においても、いろいろベンダーロックをしっかりと解決するための施策をやっていらっしゃるので、そこら辺もぜひ研究いただければというふうに思っています。
そういうDXも進めていく中で、会派要求資料でも5ページのほうに、ペーパーの枚数の推移とかも出していただいたのですけれども、ある程度コピー用紙の使用量は減っているなという印象で、ある程度成果は上げられているのかなと思うのですけれども、こちらの御所見と、あと、今後の方針なり目標なりを教えていただければと思います。