24143【川名委員】 それではほかの委員が質問したので、私も影響を受けて同じ質問をしたいのですが、先ほどRPAの質問がありました。行政評価のこともあったのですけど、執行率が低くなっていますが、この理由について御説明をしていただきたいと思います。
予算参考資料の説明では、34業務、1,277時間の削減を達成したと、成果のこっちの決算の付属資料には書いてあるのですけれども、これは時間削減が目的なのでしょうか。この時間を削減したことによって、その時間に本来人間がやるべき仕事を割り振っていくことによって住民福祉の向上を目指すというのが、本来の事業目的だと思っていますが、時間削減して、だからどうなったのかという説明がないのです。いわゆるアウトプットはあるけどアウトカムがないのですが、このアウトカムについて説明をお願いしたいと思います。
もう一つはアール・ブリュットのことがあって、大野委員が指摘されたそのままなのですけれども、このヘラルボニーというのは、Tシャツに作品をつけて、すごい希少価値を持たせて販売していくという方式。
なおかつ作家さんとこの販売している方は兄弟だということもあって、いろいろビジネス展開ができたのだと思うのですけれども、要は商売をしろというわけではなくて、せっかくいい作品が生まれてきたのであったら、それを展示会だけで終わらせるのはもったいないと。民間に販売できればそれもいいのですけれども、市として何かほかにも活用できるのではないかということは考えたことがあるのかということなのです。ほかの事業のポスターに使うとか、内部のデザインに使うとか、いろいろやり方はあると思うのです。
今回は、展示会としてはすごく面白かったのですけれども、それで終わらせるだけでは非常にもったいないので、市として何かもっと活用方法を考えてあげることによって、作品を提供してくれた人たちのモチベーションにつながると思っています。ヘラルボニーまで行けばいいのですけれども、どうもそこまではまだまだ難しいとは思うのですが、一つの参考としてそういうことも考えるべきだと思いますが、御見解を伺いたいと思います。