24333【川名委員】 介護人材のほうは、不足しているというお話はあまり把握していないということなのですけれども、令和5年度にはそうかもしれないけど、6年度はやはり改定によって訪問介護はかなり厳しいと事業者から伺っているのです。武蔵野市の場合は福祉公社があってしっかりやってくださっているから、そんな顕著には出ていないと思うのですけれども、この問題ってそもそもがサ高住というのがあちこちにできて、そこが訪問介護の人たちを囲い込んでいると。
だからお金がもうかっているから下げましょうとなったら、一般家庭に行っている訪問介護の事業者がそれでは成り立たないといって、できなくなっているという背景があると思っているのです。そう考えると、そういう自宅で介護されている方がかなり影響があると思っているので、決算から離れますけれども、かなり市としても関心を持ってやっていかないと、これはかなり厳しい状況になると思っていますが、現状ではいかがなのでしょうか。
これは世田谷区がちょうど今の議会の補正予算を出していて、要は介護の点数を減らした分を区が補填するという事業を始めようとしているのです。恐らくそこまでいくかどうかは分からないのですけれども、市として対応しないといけないなという危機を私は感じていますので、その点ちょっと注意深く見ていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
もう一つは介護人材のことで、ケアリンピックというのをやってくださっていて、これは私も、非常にいい内容ですし、さらに続けていくべきだと思っています。ただ、どうしても関係者の身内だけでみんな、いいねという話になっていて、一般の人とか新しい介護人材に結びついているのかというのが、ちょっと微妙なところがあるかなと思っています。そういう意味で、こういう武蔵野市で働いている介護人材の人たちはみんな生き生きとしているのだよと、発信力をもう少し高める必要があると思いますが、何か改善策がありますでしょうか。
というのは、厚労省のプロジェクトで始まっている、KAiGO PRiDEという写真展を行っているのです。プロの写真家が撮って、プロの広告プロデュースがあって、介護従事者の非常にかっこいい写真を撮ってあげて、展示会をするというのがあって、それを見ていくと何か、こういう仕事もいいのかなという感じにもなっていくと、そういう発信についても研究していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
事故の件については分かりました。ちょっとコロナ禍からの切替え時期もあって、事故がないにこしたことはないのですが、その対応をしていただきたいと思います。その中で、今回頂いた資料の中で、令和5年12月に保育園のほうで散歩先に児童を1人残して帰園してしまったということが書いてあるのです。これは議会に対して報告とかされていないですよね。この具体的な内容について、子どもの様子も含めて、もう少し詳細なことを報告していただきたいと思っています。
武蔵野市の場合は市立保育園で2007年かな、何か1回やはりこういう同じことがあって、そのときは市長名で市立の保育園の保護者に全部、おわびの文書と改善策をどうしますという対応をされているのです。ここに関してはこれが出るまで全然分からないような状況なのですけれども、これは一体どういうことが起きていて、どういう対応をされているのか、これだけは分からないので、より詳細を説明してください。