24832【森本図書館長】 複本につきましてですけれども、委員御指摘のとおり、これまで市立図書館のほうではかなり複本が多かったというふうには認識をしております。やはり内部でもそういった、一部の本が多過ぎるのではないかというような認識のほうは持っておりまして、委員御指摘いただいた蔵書方針のほうにも書かせていただいておりますけれども、複本冊数、グラフみたいな形でその中では示させていただいておりますけれども、大体平均すると13冊とか、近隣だとそれぐらいが多いのではないかというような結果が出ているところです。そこをやはり徐々に減らしていって、そういった一般的な水準に近づけていくというような方針もその中で示されておりますので、そのように今後は取り扱っていくものと考えております。
ただ一方で、委員御指摘いただいたとおり、人気の本が出ますと、予約がばーっと入ってしまって、それを借りるまですごく時間がかかる、そういったところも利用者サービスという点では考慮をしなければいけない部分かなと思いますので、そういったバランスを見ながら、提供をしていく冊数というところは方針に基づいて考えていかなければいけないなかなか難しいところかなというふうには思っているところです。
以上です。