24969【森本図書館長】 図書館の設備についてということで御質問いただきました。おおむね私も、委員おっしゃるとおり、そういった、話してもいいといいますか、少し声が出せるというような図書館というのは最近増えてきているかなというふうに認識をしているところです。新しい図書館に行きますと、逆に、最近新設されたようなところだと、従来、委員おっしゃるとおり、図書館って静かなところだというようなイメージを持っている方が多くて、しゃべらないでくださいというようなルールを持っているところというのは、ザ・図書館みたいなところがあると思うのですけれども、だんだんやはり時代の変化とともに、多少の会話ですとか、そういったところは許容される方向にはなってきていて、逆に館内に静寂室というところを設けて、静かに読みたい方はこの部屋でみたいなしつらえをしているところというのもあるというふうに認識しております。例えば近くですと、成蹊大学の図書館の中には静寂室があったかなというふうには思います。
そういったしつらえをしているところもありますので、今後なかなか──現状のプレイスは1階にカフェがあるとか、むしろ音があるのが自然というような状況になっておりますので、吉祥寺も割と、カフェはないですけど、それに近いかなというような、若干のざわつきといいますか、そういったところはあっても、そこまで気にはならないというところかなと思っておりますけれども、様々な方が利用するというところがありまして、様々な方の主観でどういった場所を好むのかと。館内でもいろいろ、中央でも1階は児童コーナーがあって、子どもが少し声を出しているというような状況はありますけれども、2階3階と上がっていくにつれて、少し静かな場所を好む方はそういったところでというような、その方の好みに応じて場所を選んでいただけるというところはあるかなと思いますので、そういった選択をしていっていただければというような、提供はさせていただいているかなというふうには思っております。
あと、手を洗う場所については、トイレ以外というところだと、なかなか水を提供するというところは難しいのですけども、例えば中央でいうと、2階の談話室にはそういった手を洗う場所というのはあるかなと思いますので、状況に応じてといいますか、今後、重要であれば、大規模改修の機会などを捉えてそういった対応というのを考えていきたいというふうに思っております。
以上です。