25095【江波戸保険年金課長】 先ほど申し上げました事業費納付金が増えている要因の大きな一つは、東京都全体として被保険者の方1人当たりの医療給付費が伸びている。そのため、私ども医療保険者といたしましても、被保険者の方のまずは健康の維持と増進、そのためにも、特定健康診査の受診率がコロナ禍で落ち込んでおりますので、それをまずは上げていきたい。もう一つは、レセプトの中でも、やはりがんの医療費、点数が多いので、それは武蔵野市としても、都全体としても同様なのですけども、がん検診の受診率も上げていきたいということで、令和5年度にデータヘルス計画を策定する際には、ここに引き続き力を入れていこうとしております。
令和5年度中の保健事業の一つといたしましては、今おっしゃっていただいたように、特に糖尿病の方ですと、年間で四、五百万円の医療費が出ていきますので、糖尿病の重症化を防ぐ事業ですとか、あと、ポピュレーションアプローチといたしまして、健康診査の結果の見方が難しいので、その見方に対する講座ですとか、あとはハイリスクの方へのアプローチといたしまして、そのほか、血糖と血圧、また、武蔵野市は特に脂質のリスクを抱えた方が都平均よりも多いので、その脂質異常の方々に対しては、医療機関を受診するようにというアプローチをさせていただいております。
そのほか、保健事業のほかにも、療養給付費の支給点検でしたり、あとは国民健康保険に入っていらっしゃらない方には、実際、社会保険に入られているにもかかわらずお手続をしていない方には、お手続の勧奨などをしております。
以上です。