令和5年第2回定例会

  • マッチ発言
  • 発言
  • マッチ箇所

0箇所マッチ

5378◯12番(笹岡ゆうこ君)  ありがとうございます。その旨お願いしたいと思っております。
 これからの地域包括ケアについて最後にお話ししたいと思います。年を取って、施設なのか、在宅なのかということがやはり出てくると思っています。そして、人生100年時代の価値観の違いという部分は結構大きなものがあると思っていて、今、高齢の方の独居も申し上げたように多いですし、老老で、御夫婦で暮らしている方も多い。そういった中で、みんながみんな施設に入るわけではなく、今、現に在宅でやっていらっしゃる方も多いわけであって、そこでやはり伺うのは、子どもたちになるべく迷惑をかけたくないのだというふうな声をよく伺います。排せつの問題があるのですけれども、なるべく在宅でもいけるような、そんな選択肢のバリエーションをよりこれから考えていく、この10年間対応できるように考えていくべきなのかなと感じています。そのためには、訪問介護もそうですし、ショートステイの充実もそうですし、デイサービスのバリエーション、これは先ほど市長もおっしゃったように、民間と一緒になっていろいろなことを頑張っていくということだと思うのですけれども、いろいろな場が、例えば男性の比較的元気な方が行くデイは、ではどのぐらいあるかとか、いきいきサロンとかは行けないけれども、そういった方が行く場とかも考えていくべきだと思っています。
 先日、そ〜らの家に行ったところ、コロナ禍で半分ぐらいの方が入れ替わったとおっしゃっていました。その半分いなくなった方はどうしたのですかと言ったら、固定電話が詐欺対策で通じないから後を追えないのだというふうにおっしゃっていて、やはりこのコロナ禍のこの何年間ですか、その中で、歩いていくことができなくなって一つ進んだ方がたくさんいると思っています。そういった中で、在宅でのちょっとしたヘルプをどのように支援していくのか、ごみ出しもそうですけれども、そういったことを考えていくべきなのかなと思っています。ここの部分について、その声に応えられるような工夫と人材とか働き方について、一層進めていただきたいと思いますが、もう一度お考えを伺いたいと思います。
 私の思いとしては、現場に余白と自由があってほしいなと思っています。子どもから大人まで、何かのプロジェクトがきちきちではなくて、その現場の方々が、ある程度動きやすいようにやっていただきたい、そういった制度設計をこれからいろいろな部分でつくっていただきたいと思っています。
 そして、人を支える人に対する、人材に対するお金をきちんとかけること。そして、持続可能な働き方になるように支援をしていく公の体制づくりというのが必要だと思っていますので、そこにお考えがあれば、お答えがあれば伺いたいと思っています。
 そして、学習障害のお話や認知症のお話もさせていただきましたが、一人一人の方々の特性がそのままで安心して暮らせるような武蔵野市をこれからつくっていっていただきたいと思っています。公共施設の再編もそうですけれども、そういった場づくりとか機会づくり、居場所づくり、そういった部分も力を入れていただきたいと思いますが、お考えを伺いたいと思います。

コメント投稿

もうアカウントは持っている? ログインはこちら

登録していない? アカウント作成