
さこうもみ
映像ID: 2464
5433◯13番(さこうもみ君) 御答弁ありがとうございます。
再質問として、気候市民会議のほうで質問させていただければなと思います。気候市民会議について、市民の方々が、気候危機、気候変動について考え、行動する大きなきっかけづくりになったというところを評価されているとの御答弁でしたが、気候市民会議は、例えばイギリスで行われているものに関しましては、無作為で選ばれた人が参加をするという点では共通していますが、市民の活動プランを考えるという形ではなく、これは国で行っているものなので、自治体で行っているものとはもちろん形は大きく異なりますが、国として行っているものに関しては、英国の、2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロの目標を達成するためにどのような手段を取るべきかという、国に対する提言をつくるというような形で行われています。なので、市民が個人としてできるアクションに限定するのではなく、本当に目指さなくてはいけない温室効果ガス排出量実質ゼロという目標を達成するためのアクションというのをきちんとつくる、それを提言するという形で実施をしています。これは要望になりますが、気候市民会議、市民の行動を変えていく、啓発をしていくというところももちろん重要ですが、気候危機は本当に喫緊の課題であり、人類の大きな課題だと認識しておりますので、きちんと気候危機に対して、効果のある行動を。マイボトルに替えましょうで、では何が変わるのですかというところはあると思いますので、きちんと気候危機に市として取り組んでいかなければならない目標に対して効果のあるようなものをつくっていっていただくことが重要なのではないかなというふうに思っております。
その上で質問いたしますが、今回の行動指針というものに関しましては、1回つくって、それで終わりになるのか。さっき行政の目標とかとは異なりますということでしたが、市民が取り組んでいくべきことも国とか国際的な基準の変化によっていろいろ変わっていくものかなと思います。それをつくって、では何年間はその目標を市民として大事にしていくのか、どれぐらいの期間を使って、必要でなくなった場合とか内容のアップデートが必要になった場合の見直しとかをどのように考えているのかというところをお伺いできればと思います。