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浜田けい子
映像ID: 2491
5789◯文教委員長(浜田けい子君) ただいま議題となりました議案第61号 武蔵野市立第五中学校改築工事請負契約、議案第62号 武蔵野市立第五中学校改築に伴う電気設備工事請負契約、議案第63号 武蔵野市立第五中学校改築に伴う機械設備工事請負契約、以上3議案の文教委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
3議案は、その内容から一括して審査いたしました。
主な質疑は次のとおりでした。
1)工事請負契約と電気設備工事請負契約の入札事業者が少ない原因は何か伺う。答え、昨今の社会情勢と民間工事が忙しい状況が原因である。2)改築について、課題として残されていることがあるのか伺う。答え、小学校との校庭の共有について、両校と学校施設担当との調整が課題である。3)改築中における様々な団体の学校施設利用について伺う。答え、庁内調整会議で工事工程等の周知を行い、影響が出る団体には事前に周知できるように、関係課と協議をする。4)防災計画と周知について伺う。答え、第五小学校、井之頭小学校は狭小な敷地での建て替えなので、工事期間中は避難所として使えない。防災・避難関係は全て第一中学校、第五中学校へ移動となることを、建て替えニュースやホームページなど、様々な方法を使って伝えていく。5)第五中学校屋上平面図にソーラータワーがあるが、落下防止策を伺う。答え、屋上には壁、ガラスがあり、中には入れない。また、基本的に子どもは屋上には上がらない。6)不登校生徒に対する配慮を伺う。答え、ラーニングコモンズや特別支援教室、テーブルや机を置いた小さなスペースなどの様々な空間もあり、落ち着ける場所を見つけて使ってもらうことを考えている。7)入札時に多くの事業者に参加してもらうための改善点を伺う。答え、公共施設であるため、積算単価に基づいて設計し、その上で幅広い周知や声がけなどに努力していく。8)契約に当たって付帯条件がついているのか伺う。答え、契約約款の中に付帯条件がついている。この社会情勢の中、契約後、物価等が上がれば交渉できる余地がある。9)工期は大丈夫なのか伺う。答え、設計した委託業者に工事監理、市には監督員をつけて、適正な時期に適正な工事ができるように、しっかりと監理し、工期内に収める。
以上で質疑を終了し、討論に入りました。討論者は2名で、いずれも賛成討論でした。
その趣旨をまとめて紹介しますと、インクルーシブ教育ができる学校設備が求められ、また、学校建て替えに関して近隣の理解を得ることが大切である。そして入札時の総合評価方式を導入したことは評価をするが、技術点の説明不足と社会的価値を重視するなど、評価の改善を求めて賛成するというものでした。
以上で討論を終わり、採決に入りました。採決は1件ずつ行い、採決の結果、3議案とも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。