令和5年第2回定例会

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小林まさよし
小林まさよし
会派に属さない議員現職

映像ID: 2491

5819◯9 番(小林まさよし君)  議案第64号 令和5年度武蔵野市一般会計補正予算(第4回)について、賛成の立場で討論させていただきます。
 一般会計補正予算のうち、一中改築事業についてですが、学校設置は義務であり、また、子どもたちの学習環境を整えることは必要不可欠であることから賛成としますが、以下の4点についての対応を要望いたします。
 まず1つ目ですが、再入札についてです。文教委員会において委員から、子どもたちの不安の声や残念に思う声が上がっていたことが明らかになりました。これ以上スケジュールに遅れが出ないよう、一中の再入札について不調にならないよう、万全な対応をお願いしたいと思います。
 2つ目ですが、入札不調の周知についてです。公立小・中学校は義務教育の中核をなす施設であると同時に、地域コミュニティの拠点としても、災害発生時の避難所としても、大きな役割を果たす、多機能かつ重要な施設です。学校設置者である松下市長には、現状と今後の対応について、しっかりと市民の皆様に、市報等を通じて周知することを求めます。
 3つ目です。学校改築計画について、工期が十分でなく、現在のスケジュールどおりにならない可能性が高いとも予想されます。また、当初の予算から事業費が1.3倍になったことが明らかになりました。第六期長期計画において学校の改築費用として見込まれた932億円、これが200億円から300億円程度、財政的な負担の増加になることと推察されます。今後の学校改築計画について、しっかりとした見通しの下で抜本的な見直しは必要だと考えます。抜本的な見直しの検討をお願いいたします。
 4つ目ですが、学校だけではありません。武蔵野市は第六期長期計画では、公共施設の再整備費用を30年間で2,962億円必要としています。しかし昨今の建設費高騰の現状からは、この再整備費用が3割高騰するということになれば、約900億円、負担増が計算されます。財政的な影響は極めて大きなものになります。公共施設の再整備についても抜本的な見直しが進められるように、しっかりと庁内で検討していただきたい。また第六期長期・調整計画でも、この建設費高騰への対応をしっかり織り込んだものとなるように要望いたします。
 以上の4点を要望した上で、賛成の討論とさせていただきます。

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