
深田貴美子
映像ID: 2524
6061◯4 番(深田貴美子君) 答弁漏れがございます、教育長。周辺環境、UR都市機構、再整備が行われれば、また人口増加になる可能性があります。境南小と桜堤小の統廃合によって桜野小学校があのような事態になったことは、二度と繰り返してはならないのです。だから、慎重に進めていただきたいと思います。そもそも、この統廃合の話は、公的な議事録には5月11日開催の総合教育会議で伊藤副市長のほうから教育委員の皆様に説明をされたのがきっかけです。私ども議会は7月に聞いていますけれども、5月に市長部局の開催する総合教育会議の席でこの統廃合の話を初めて出されているのです。その前提の条件は、それこそ行政側にあるのではないですか。もともとは策定委員会の手の中にあるとは思えません。今お尋ねしていることに一つも答えられない状況で総合教育会議に臨んだのですか。7月15日開催の策定委員会もオンラインで傍聴させていただきました。策定委員の先生方は本当に困っていらっしゃるではないですか。やるからには、通いたくなる学校にしてくださいよというお言葉がありました。どこに向かって言っているのでしょう。策定委員の方がおっしゃった言葉です。それは行政に向かって言った言葉です。皆さんがきちんとデータに基づいてプランニングをしていなければ、策定委員会はどう判断したらいいのですか。そんな無責任なことであってはいけません。そして、5月の総合教育会議でこの頭出しをしていながら、7月の私ども議会には口止めをなさいました。そういうやり方もよろしくないと思います。
質問を続けます。医療機関の動きを見守っていると、そうおっしゃりたい気持ちは重々分かります。しかしながら、東京都の地域医療計画。これは東京都の地域医療構想にひもづく計画です。こちらに、保健・医療提供体制の構築、そして2つ目、初期救急医療体制の整備。これは市区町村の役割だと書いてあります。市の責任は大きいのです。その自覚を持って御答弁をしていただきたいと思います。
3つ目、翻って、吉祥寺南町3−13番街区をめぐり、市民の皆様の間では、マンション開発業者が活発に動いているという情報を得ているとも私のところに届いています。先ほど御答弁では、当街区の地区計画は判断保留という形になっていると。しかしながら、この地区計画に関しては、当時の副市長を先頭に取り組み、医師会の御協力もあり、署名活動もありました。都市計画上の縛りから、必要な病床確保のために、二次救急医療拠点として、今の医療法人様、または市民の皆様の情報による、万が一の医療機関様の交代などがあった場合でも、この当該地が生かされるのかどうか。その辺りは都市計画的にどのように見込んでいらっしゃるのでしょうか。それによって病床が大きく変わります。
そして、学校教育については、振り返れば、教育の質の向上、課題解決を目指した小中一貫教育施設改築議論の中で、令和元年に施設の配置と整備の方針は面積やグレード共にオーソドックスなレベルにしたいという答弁で締めくくられているのです。このたびの統廃合の移設は、どうなるか分からないとしても、この基本方針とは大きく異なるではありませんか。まず、そこをきちんと覚悟を決めていただくことが教育委員会の覚悟ではないのですか。筋が通らないと思います。この件につきましては、一体誰がいつ責任を持って検討を行うのですか。データの作成。長計の策定委員会が議論を進めていくためのデータは誰がおつくりになるのでしょうか。それから、民間活力の導入。このたびの市有地の売却も武蔵野市が考える民間活力の導入という考え方なのでしょうか。
それから、これもこの際聞いておきたいです。本市は、法定再開発制度について、誠に後ろ向きです。南口の再開発です。こちらはなぜなのですか。御答弁をお願いします。