
道場ひでのり
映像ID: 2548
6183◯建設委員長(道場ひでのり君) ただいま議題となりました議案第69号 武蔵野市みどりの保護育成と緑化推進に関する条例の一部を改正する条例の建設委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)保存樹木のうち、文化財の指定を受けたものに対して剪定補助金が拡充されるとのことだが、以前から剪定に対する補助はあったのか。また、以前は幾らだったのか伺う。答え、剪定についてはこれまで補助がなかった。文化財の登録を受けたものに対し、今回初めて助成するものである。2)助成が4,000円分拡充されたが、管理金額としては不十分だと考える。さらに増額をするという考え方はあるか伺う。答え、保存樹木はそれなりに大きさのある樹木であり、維持管理には費用が相当かかっていると認識している。今後の助成拡充については他自治体の動向等を踏まえて検討したい。3)指定文化財は地域のシンボルになっているが、掲示板がついていたか伺う。答え、市指定の天然記念物の前にはプレートを置いている。4)条例改正に伴い、どのくらいの予算支出額を想定しているのか伺う。答え、令和5年度に関しては90万円を確保している。5)生け垣は補助が出ないという理解でよいのか伺う。答え、改正前の条例には生け垣という言葉はないが、生け垣は樹木の集団という扱いで補助対象になっていた。今回は規則で用いられる用語と統一したものであり、補助していなかったということではない。6)都内の他自治体と比べ、本市の保存樹木保護における補助金の状況、認識を伺う。答え、三鷹市では1本につき年間3,000円の助成と3年に一度上限5万円の剪定補助、杉並区では1本につき年間8,000円の維持管理補助となっており、武蔵野市は突出して低くも高くもないという現状である。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。よろしく御審議をお願いいたします。