
山本ひとみ
映像ID: 2548
6207◯22番(山本ひとみ君) それでは、ただいま委員長報告がそれぞれありましたが、私は、総務委員長の報告に関し、質問があったか、なかったかということを伺いまして、もしない場合には担当部長から御答弁をいただければと思っております。
その前に、質問に先立って、総務委員会の報告のどの部分かということに関して若干お伝えしたいと思うのですけれども、それは、学校避難用井戸における非常用浄水器の設置について今回補正予算が組まれました。これに関しては、6月に学校避難用の井戸に関して水質検査を行って、PFOS、PFOAによる水質汚染が暫定基準値よりも大きいということが明らかになったわけであります。これに関して、私は、今回浄水器を購入して水質の安全性を図るということに関しては、必要なことだと思っておりますので、もちろん賛成です。しかし、補正予算で資料として出された文書に関して、学校名に関してはABCというような形で伏せられていたわけなのですけれども、これはやはりきちんと出したほうがいい、どの学校の値がこうだということに関しては分かったほうがいいというふうに私自身は考えております。それによって、学校によっても差がある、この場所の学校はこうだということが分かります。ですから、どのようにしたら汚染から健康や環境を守るかということを考えることに資するというふうに考えております。質問があったかどうかということに関しては、以下2点でございます。
1点目。井戸というものがあるわけなのですけれども、今回、井戸の中に、学校には災害用の井戸があることが改めて説明があったわけですけれども、私自身も6月議会の一般質問の中で井戸に関して質問をいたしました。これはPFOS、PFOAに関して、市内の井戸の状況を伺ったわけであります。そのことに関して、私自身はどう聞いたかというと、飲用は東京都が把握していて、その他の井戸は地盤沈下を心配して、そことの関係で基本的には武蔵野市が担当しているというふうに聞きました。人間の飲用以外でも農業用水であっても、基本的には口に入れる食べ物を作っているとしたら、やはり検査と市民への公開が必要ではないでしょうかというふうに質問をして、それに対する答えがあったわけですけれども、答弁としては、令和3年度末現在で水道法の規制を受ける専用水道は7施設、水道法及び都条例の規制は受けないが、東京都飲用に供する井戸等の衛生管理指導要綱により、指導の対象となっている飲用に供する井戸等は17施設ありますというような御答弁があったわけですけれども、学校用の井戸、学校で避難するときに使う井戸に関しては御答弁もなかったし、そのときは説明もなかったわけです。これに関して総務委員会での質問があったかどうかということを伺いたいと思います。これが1点目の質問です。
もう1点は、そのときの議案第72号の関連資料ですけれども、ここには設置予定の浄水器の概要というものが書かれております。この中にはこう書かれています。「全ての不純物(細菌、塩素、農薬、重金属、放射性物質など)や有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)の除去が可能な、水の分子しか通さない逆浸透膜フィルターを搭載」と書いているわけです。ここに、機械の性能の中で「全ての不純物」と書いているのです。全ての不純物が除去できる。これに関しては、やはり心配する人も出かねないという内容だと思いますし、実際私は心配をしたし、私の友人の何人かも心配をしていました。なぜこのように書くのかという質問があるかなと思っていたのですけれども、この全ての不純物に関する質問に関して、私は聞いておりましたが、なかったと思います。この質問があったかどうかを委員長に伺いたいと思います。
以上、2点質問させていただきました。