令和5年第3回定例会

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深田貴美子
深田貴美子
日本維新の会武蔵野市議団現職

映像ID: 2548

6213◯4 番(深田貴美子君)  それでは、日本維新の会武蔵野市議団としまして、議案第72号 令和5年度武蔵野市一般会計補正予算に賛成の討論を申し上げます。
 市民の安心と安全を守ることは、行政の最大の使命であります。2020年(令和2年)1月8日朝日新聞「東京・多摩の水道で高濃度有害物質 井戸のくみ上げ停止」の報道を受け、緊急に深井戸水質検査をお願いし、2月17日に、国の安全基準を大きく下回るものの、検出が認められた事案でありました。学校避難所の浅井戸の検査をお願いし、そして、国の安全基準を大きく上回る結果がこのたび明らかとなりました。本来であれば、令和2年に問題が報道に上がった時点で、浅井戸対策は令和3年度本予算または緊急補正予算、ここに検査と処置をするべき事案でありました。折しも、令和2年はコロナが猛威を振るう、まさにそのさなかでありました。この間、地震等の避難所利用の事態がなかったことが幸いであったと言えるでしょう。できれば、本市は地下水に依存する、だからこそ、国、東京都に首長として意見書を提出していただきたかったと、今、思います。
 いずれにしましても、このたびの学校避難所井戸につきましては、水道部、防災部の連携の下で、迅速な検査、そして御対応をいただき、さらにその後の浄水器設置の御判断、これにつなげていただきましたことは心から感謝を申し上げます。
 しかしながら、課題が2点残っています。井戸ごとの情報の出し方に課題を残しています。運用ルールを厳格に定めて、地域と合意形成をお願いしたいと思います。また、電源確保をしなければ浄水器は稼働しない。ガソリンによる発電機のみならず、クリーンセンターより託送されています各学校への電源活用、これを環境部と共に御検討いただきたいと思います。また、国は、農林水産省、農業環境(水、土壌等)からの農産物へのPFOA及びPFOS等のPFASの移行(蓄積動態)に関する基礎研究の必要性を認識した上で、令和4年度安全な農畜水産物安定供給のための包括的レギュラトリーサイエンス研究推進委託事業のうち、短期課題解決型研究を公募し、農産物における蓄積動態に関する研究を、国立研究開発法人産業技術総合研究所並びに地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所に委託をし、その結果と対策と予算措置が待たれるところであります。
 今後も、各課、横断連携を密に行っていただきまして、市民の安心と安全を最優先とした迅速な市政を願って、賛成の討論といたします。

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