
道場ひでのり
映像ID: 2548
6243◯建設委員長(道場ひでのり君) ただいま議題となりました陳受5第20号 境南ふれあい広場公園に芝生等の復活を求める陳情の建設委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)この公園は、憩いの空間と、駅至近のにぎわいを求めるという2つのコンセプトだった。結果として芝生はここには定着しなかったという見解でよいのか伺う。答え、当初は芝生という声が多く、8年ぐらい工夫をしたが、広場の開放と芝生を両立するのが難しかった。駅利用者がここまで多く通るという想定ではなかった。2)行政報告ではワークショップを丸々1年かけるとあったが、もう少し早く、以前のような形で利用したいと考えている市民の思いを共有できないか伺う。答え、ワークショップは契約等で、これ以上早くはできない。皆様の意見を、丁寧に時間をかけて伺いたい。3)キックオフイベントはどんなことを考えているか伺う。答え、武蔵野プレイスと連携した事業とし、パネルディスカッションを行い、問題点等を話してもらう。4)10年以上たつと、この公園の位置づけも知らない方が増えてくるが、コンセプトは変えないのか伺う。答え、基本的なコンセプトは変わらない。5)芝生の品種についても、もう検討が済んでいて、今の状況にあると考えてよいか。答え、芝生については専門家へのヒアリングが済んでいる。天然芝は基本的に難しいし、人工芝は、夏場の温度上昇も含めて適さない。6)芝生を求める声はどのくらいあるか伺う。答え、年がたつごとに御意見は減っていった。
以上で質疑を終了し、討論に入りました。討論者は4名で、反対討論3名、賛成討論1名でした。
反対討論の趣旨をまとめて紹介しますと、陳情は、芝生ありきで、現実的にはそぐわない。以前のものを復活してほしいという考えは、今後の活用を一定程度制約してしまうため、反対するというものでした。
次に、賛成討論の趣旨を紹介しますと、今回の陳情の趣旨は、その情報も含めてしっかりと出して、できるだけ早く事業を進めてほしいという考えであり、賛成するというものでした。
以上で討論を終わり、採決に入りました。採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。