令和5年第3回定例会

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6264◯環境部長(大塚省人君)  それでは引き続きまして、令和4年度武蔵野市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について説明いたします。
 恐れ入りますが、令和4年度歳入歳出決算書62、63ページをお願いいたします。
 1、収益的収入及び支出は、事業活動に伴い発生した全ての収益とそれに対応する全ての費用で、金額は消費税及び地方消費税込みでございます。
 まず、収入について説明いたします。
 第1款下水道事業収益の決算額は、28億5,754万8,701円でございます。
 第1項営業収益の主なものは下水道使用料で、決算額は22億2,653万5,298円で、予算に対し1億6,686万702円の減でございます。
 第2項営業外費用の主なものは長期前受金戻入で、決算額は6億3,101万3,403円で、予算に対し519万9,403円の増でございます。
 次に、支出について説明いたします。
 第1款下水道事業費用の決算額は、27億7,040万249円でございます。
 第1項営業費用の主なものは、流域下水道等管理費、減価償却費等で、決算額は25億9,930万7,293円でございます。
 第2項営業外費用は、支払利息及び雑支出で、決算額は1億7,109万2,956円でございます。
 64、65ページをお願いいたします。資本的収入及び支出は、下水道施設の建設及び改良に関する収入及び支出で、金額は消費税及び地方消費税込みでございます。
 まず、収入について説明いたします。
 第1款資本的収入の決算額は4億1,955万1,138円で、予算に対し2億8,061万1,862円の減でございます。
 第1項企業債の決算額は2億6,130万、第2項出資金の決算額は2,376万4,614円、第4項負担金等の決算額は1億3,448万6,524円でございます。
 次に、支出について説明いたします。
 第1款資本的支出の決算額は8億1,298万8,622円でございます。
 第1項建設改良費の決算額は4億4,947万9,939円、第2項固定資産購入額の決算額は65万100円、第3項企業債償還金の決算額は3億4,285万8,583円、第4項基金積立金の決算額は2,000万円でございます。
 款全体の不用額は1億1,028万6,178円で、その主なものは、委託及び工事の契約差金等によるものでございます。
 64ページ、表欄外に記載のとおり、資本的収入及び支出の差引きで3億9,343万7,484円の不足額が生じましたので、当年度分損益勘定留保資金ほかで補填いたしました。
 66ページをお願いいたします。このページから73ページまでの財務諸表は、消費税及び地方消費税抜きの金額でございます。
 まず、令和4年度の下水道事業の運営による収益と費用の状況を示した損益計算書でございます。
 1、営業収益は、(1)下水道使用料から(3)その他営業収益までの合計で、20億9,714万1,279円でございます。
 2、営業費用は、(1)管きょ費から(6)資産減耗費までの合計で、25億3,385万1,021円でございます。
 営業収益から営業費用を差し引いた営業損失は4億3,670万9,742円でございます。
 3、営業外収益は、(1)受取利息及び配当金から(5)雑収益までの合計で、6億2,745万6,460円でございます。
 4、営業外費用は、(1)支払利息及び企業債取扱諸費及び(2)雑支出の合計で、1億2,643万7,460円でございます。
 営業外収益から営業外費用の差引きは5億101万9,000円、当年度純利益は6,430万9,258円でございます。前年度繰越利益剰余金1億9,324万861円を加えた当年度未処分利益剰余金は、2億5,755万119円でございます。
 68、69ページをお願いいたします。令和4年度中の資本金及び剰余金の変動状況を示した下水道事業剰余金計算書でございます。
 まず、資本金でございます。自己資本金は、一般会計からの出資金により2,376万4,614円増加し、当年度末の残高は23億7,855万2,217円でございます。
 次に、剰余金でございます。資本剰余金のうち受贈財産評価額、国庫補助金、都補助金、負担金等の変動はなく、資本剰余金合計は7億7,129万8,368円でございます。利益剰余金のうち令和3年度末の未処分利益剰余金残高は1億9,324万861円で、当年度純利益6,430万9,258円を加えた2億5,755万119円が当年度末の未処分利益剰余金となり、利益剰余金と一致するものでございます。
 資本合計は34億740万704円となり、これを72、73ページの貸借対照表の資本合計に計上してございます。
 70ページをお願いいたします。未処分利益剰余金の処分に関する計算書(案)でございます。地方公営企業法第32条の規定により、剰余金の処分につきましては議会の議決を経ることとなってございます。当年度末の未処分利益剰余金は2億5,755万119円でございますが、これを利益積立金へ積み立てることについて議決をお願いするものでございます。
 72、73ページをお願いいたします。令和5年3月31日現在の資産と負債及び資本の状態を示した貸借対照表でございます。
 まず、資産の部でございます。下水道事業が所有している、1、固定資産と、2、流動資産を合わせた資産合計は246億1,164万1,460円でございます。
 73ページをお願いいたします。負債の部でございます。3、固定負債、4、流動負債、5繰延収益を合わせた負債合計は212億424万756円でございます。
 次に、資本の部でございます。6、資本金、7、剰余金を合わせた資本合計は、34億740万704円でございます。負債と資本の合計は246億1,164万1,460円となり、72ページの資産合計と一致するものでございます。
 74、75ページをお願いいたします。注記は、財務諸表の作成に当たり採用した会計処理の基準及び手続について示したものでございます。
 続きまして、決算参考資料について御説明いたします。
 103ページから110ページには総括事項、工事の概況、業務の状況、契約事項等をそれぞれ記載しておりますので、御参照いただきたいと思います。
 112ページをお願いいたします。112ページには令和4年4月1日から令和5年3月31日までの資金の動きを示したキャッシュ・フロー計算書を記載してございます。
 キャッシュ・フロー計算書のうち、業務活動に関するキャッシュの増減を示す、1、業務活動によるキャッシュ・フローにつきましては、5億6,591万278円のプラス、建設投資や固定資産の増減など投資活動に伴うキャッシュの増減を示す、2、投資活動によるキャッシュ・フローは、7,920万8,691円のマイナスでございます。企業債の借入れ等による収入及び借入金の償還に関するキャッシュの増減を示す3、財務活動によるキャッシュ・フローは5,779万2,962円のマイナスで、これは借入金残高を減らしながら業務活動と投資活動が行われていることを示してございます。
 また、1、業務活動によるキャッシュ・フロー、2、投資活動によるキャッシュ・フロー、3、財務活動によるキャッシュ・フローの合計による令和4年度の資金増減額は4億2,890万8,625円のプラスで、資金期末残高は8億8,453万8,436円となり、これは令和4年度歳入歳出決算書の72ページ、貸借対照表の2、流動資産(1)現金預金と一致するものでございます。
 なお、決算参考資料の113ページから117ページには収益的収入及び支出、資本的収入及び支出の明細を、118ページ、119ページには固定資産明細書及び基金運用状況調書を、120ページから123ページには企業債明細書をそれぞれ記載してございますので、御参照いただければと思います。
 以上で下水道事業会計決算の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。

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