
西園寺みきこ
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6489◯24番(西園寺みきこ君) その点は、では後ほどお聞かせ願えたらと思います。こういうことは社会情勢が本当に厳しくなっていく中で、事業者さんも、従業員を守ったり会社を存続するために必死になっているということが十分想定されるわけで、この業者さんも、どの程度悪意があったのか、そこは私は分かりませんけれども、混ぜるということをやってしまっていたわけです。それが10年間は分からなかったということなのです。
今は何か連絡が取れなくなっているというふうには伺っておりますけれども、こういう業者さんがこの厳しい社会情勢の中で、決して減らない、増えてしまうのではないかということも十分懸念される、考えておかなくてはいけないかなと思います。こういう検査もしっかりと取り組んでいただけたらなというふうに思います。
そしてもう一つは、先ほどから申し上げているとおり、この生産地視察、業者さんとしっかり顔を合わせる、そしてその方がどういう考えで納めていただいているのか、生の声を伺いながら信頼関係を続けるということが、やはりもう本当に外せない肝になると思いますので、ここは続けていただきたいと思っております。
給食のほうは以上です。本当に今まで、特に加工肉というのは水を混ぜてしまってもなかなかばれないという、過去の事件もいろいろあるのです。ソーセージやなんかは偽装がしやすい食べ物ということで、私が組合員になっている生協の活動の中でも、加工肉というのは非常にやはり苦労している食品ではあるのです。偽装しやすいものというふうに評価されているものなのですけれども、今回のこの川崎市の例、そして武蔵野市でもこの業者さんと取引があったという報道を、またきっかけにいたしまして、安心な食材選定ということをさらに進めていただきたいと思います。これは要望でございます。
子宮頸がんワクチンについてです。こちらも何かもう、何回も繰り返しの質問、繰り返しの答弁ということなのですけれども、今回、市内の副反応被害者の家族の方から、お問合せ、お声もいただきまして、2年前の要望書を再度議会の皆様にも共有させていただきました。議員のメンバーも替わったし、また御担当の方も替わったので、やはりこの件はなかったことにはしてほしくないのだという痛切なお声であります。こうやって積極的勧奨が再開されて、9価のシルガードの接種者が増えているという現状も、私もいろいろ情報は得ております。
その中で、再びひどい副反応被害が起こらないことを祈るばかりなのでありますけれども、このワクチンの副反応被害というのは薬害とは違います。薬は、自分が具合が悪くて、健康を害したので、それを治すために飲むものが薬害ですけれども、予防ワクチンというのは健康な人が受けて、マイナスだけを受けるということなのです。私たちの国の中でも薬害の経験はいっぱいあります。また、このワクチンの副反応被害の経験もあるわけで、そのことについてはやはり忘れてはいけないことだと思うし、これから先、常にリスクがあるということは肝に銘じておかなければいけないと思います。
ワクチンさえ受ければ、一生天然痘にならないというような簡単な問題ではないということだけは、繰り返し何度でも言いたいなと思います。やはりこのワクチンの有効期間はまだ一生続くわけではありませんし、がん検診を受けなければいけないということも全く変わりがありません。このことについては繰り返し申し上げたいと思います。
勧奨再開になってから、インターネット上の情報も、すごく副反応被害の情報が減りました。以前は子宮頸がんワクチンとかHPVワクチンというのを検索すると、副反応被害の情報がもうかなり出ていたのですが、ここのところめっきり減ってしまいました。接種する方の御家族とか御本人が、関心を持っていて検索して調べようと思っても、情報がなかなかもう出てこなくなってきているという現状もあります。
この点については、答弁はもう同じことになるとは思うのですけど、リスクが必ず伴うのだということは、必ず周知、対象の方への郵送の中で、絶対にそこはなくさないでいただきたいということでございます。繰り返しですが答弁をお願いいたします。