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蔵野恵美子
映像ID: 2604
6540◯15番(蔵野恵美子君) 随分課題認識を持っていただいて、庁内の検討も進んでいらっしゃるということで安心いたしました。やはりこれからはこれが重要だと思うのです。やはり後継者不足の課題解決につながる、若い世代の方につなぐ、一番の鍵だと私は思っています。今までもぽつぽつやっているのだけれども、それがまとまって情報としてちょっと見つからないのです。
だからそこら辺も一元化して、こういった支援をしていますというようなことが、もうぱっと分かりやすい広報の宣伝の仕方というのも重要だと思いますし、それと同時にやはり作成した後のことも考えて、更新だとか、本当にこれは大変な作業です。料金のことなんかもあるので、そこら辺の折り合いのうまいバランスをつけた形での支援の提供というのを、ぜひ御検討いただきたいと思います。
恐らくこれはほかの自治体でやっているとは思う。ただうちのように、やっていてもなかなかやっていることが発信されていないというか、そういう状況なのではないかな、それで見つけられないのではないかなとも思うので、ぜひそこら辺はいろいろ研究していただいて、具体的な形で支援につなげていただきたいと思います。要望としておきます。
それと、ヤングケアラーの件です。要するにこれは介護保険指針にこのヤングケアラー支援の文言が入るけれども、そのヤングケアラーに関する直接的な介護保険のサービスのメニューが増えるということではないということで、間接的に見守りの目が増えるというふうに理解いたしました。
これまでも介護保険の支援が、介護を受ける方に限定されていて、例えば家事援助も家族の分の食事は作れないとか、掃除もちょっと制限されてしまうとか、そういう非効率な部分が課題となっているわけですけれども、そういったことまでの解消にはならないということですよね。ちょっと残念ではありますけれども。ただそのヤングケアラーをはじめ、家族への具体的な支援をどこが担うのか、これはこれからも課題として残る部分ではあると思います。
見守りの目が今まで学校が主立ったのが、地域に点在している、各家庭の状況を把握している地域包括支援センターに行き渡るという点では、今回の前進につながると思いますけれども、御答弁でも連携をどうしていくのかということはこれからの課題というふうに伺いましたので、ぜひその先、地域包括支援センターにその目が行き届いた後の連携、もっと言えば、その先の具体的な支援というところまでやはり見通した検討をお願いしたいと思っています。
以上、要望にしておきます。