
藪原太郎
映像ID: 2622
6662◯総務委員長(藪原太郎君) ただいま議題となりました議案第87号 武蔵野市中小規模事業者事業資金融資あっせん条例の一部を改正する条例、議案第90号 東京都市公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の増加及び東京都市公平委員会共同設置規約の変更について、議案第91号 非常用浄水器の買入れについて、以上3議案の総務委員会における審査の概要と結果について御報告をいたします。
まず、議案第87号 武蔵野市中小規模事業者事業資金融資あっせん条例の一部を改正する条例についての主な質疑は次のとおりでした。
1)現在、小口融資の状況はどうなっているのか。また、コロナ禍における無利子・無担保の融資の返済が今後大変になってくると言われているが、市内の中小企業者への影響をどのように見ているのか伺う。答え、令和3年、4年の2か年分の経過としては、おおむね横ばいか微増となっている。無利子・無担保の融資について市内中小企業者の具体的な返済状況は把握していないが、今後返済でより資金が必要になるという金融機関からの声も受け、今回融資の条件を緩和するものである。2)融資の上限額の緩和により、どのくらい利用が増える見込みか伺う。答え、小口融資の借入れ状況としては、1,000万円以上を借りる方は全体の2割程度しかおらず、全体の融資額に大きな影響はないものと見ている。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第90号 東京都市公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の増加及び東京都市公平委員会共同設置規約の変更についての主な質疑は次のとおりでした。
1)本委員会に1団体が追加されることによって、本市の負担金について何か変化があるのか。答え、負担金額は職員数等に応じて割り振られており、まだ詳細は伺っていないが、多少の変化はあると考えている。2)東京都市公平委員会とは別に、東京都市町村公平委員会という団体もあり、両団体は同じ目的で設置されたもののようだが、広域的にきちんと整理しなければならないのではないか。答え、事務の見直しを図っていくという方向性は出されているため、その中で市としても意見は申し上げていきたい。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第91号 非常用浄水器の買入れについての主な質疑は次のとおりでした。
1)フィルターは有効期限があるため、交換しなければならないとのことだが、今後のランニングコストについて伺う。答え、フィルターは1つ18万7,000円で予算計上しており、有効期限が5年となっているため、18台分については徐々に交換していくこととしているが、また入札により競争が起きればこれよりも安く購入できるのではないかと考えている。2)買入れの相手方である企業が今後の維持管理等の保証をしてくれるということでよいか。答え、様々な導入実績があるメーカーであり、しっかりと対応してくれると考えている。3)当初からこの機器の導入を想定していたのか、同等の機能の製品はほかにも種類があるのか伺う。答え、浄水器の操作性や除去力の面から、この機器を想定して仕様書も作成した。同等の性能を有する機器はそれほど多くないと考えている。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。