18256【三島委員】 では、どうぞそちらのチェックリストなど、あと委員会のほうも、どうぞ確認をよろしくお願いいたします。
次に、モニターに関わる部分です。61ページ、第14条17号のイとか、何か所かあったりするかなと思うのですけれども、一月に1回、利用者の居宅を訪問し、面接するとなっていたのが、一定の条件、先ほどもほかの委員からありましたが、テレビ電話装置等を活用しての面接に月1回は変えられるということで、あと77ページの31条でも、三月1回が、要支援1・2のほうだと半年に1回変えられるということです。
厚労省の社会保障審議会介護給付費分科会第230回の資料──持ってくるのを忘れてしまったのですが──では、オンラインモニタリング実施以降について、やはりいろいろな調査を、これを出すに当たっていろいろやってきた調査があったと思うのですが、利用者の56.7%は実施したくないという答えがあったり、でも中には、自分は特に負担にはならない、ケアマネさんが楽なほうで選んでほしいなどの声もある一方で、準備や機械操作の大変さ、やはり直接話は聞いてもらいたい、毎月訪問してもらったほうが気持ちの安心感がある、認知症があり、リモートでのコミュニケーションが難しい、直接会話のほうが聞き取りやすい、きちんと感情が伝わってこない、実際の面談のほうが気分的に楽、半年会わないのは心配だ──ちょっと要支援と違うほうと交ざってしまったかもしれませんが──などの自由記述がありました。まだいっぱいあったのですけれど、プラスの記述ももちろんありました。
ケアマネジャーさんからのほうは、訪問したときと同じ水準の評価ができた、おおむねできたの回答が6割以上7割弱だったのです。この数字は、6割あるからオーケーだということではないように思っていて、自由記述、ケアマネさんからの記述では、相手の表情が緊張していた、質問に答えるだけで、話し合うという空気にならなかった、姿勢や動きから得られる情報、身体状況のアセスメントができない、また、途中で通信状況が悪く、何度も切れた、この辺は解決できるところかと思いますが、画面越しで話すタイミングが取りにくくて、場の雰囲気がぎこちなくなってしまって、いつものように場の雰囲気から聞き取れることも確認できなかったみたいな感じになったなどの声もありました。また、私も直接介護に携わっている方から、部屋の様子や雰囲気やにおいや、訪問では得られる情報が得られなくなってしまうという問題も伺いました。
ただ、それでも対応できたほうがいいということもありますし、また逆に、コロナ禍で人と人が直接対面で関わるコミュニケーションの大切さも大いに学んだところだと思います。また、2021年の厚生委員会で、課長さんからの答弁で、呼吸といったものを感じながら当然議論していく、相談を受けていくということも必要かもしれませんが、ただ片方、こういったコロナの状況など様々な中で、事業者さんのほうでは直接会うのが難しい中で、テレビ電話を活用することで少しでも情報交換できるということであれば、それも一つの手かなと思っております。ただ、テレビ電話となると、御年配の方にとっては変化がすごく大きい部分があると思いますので、そういった状況についても引き続き保険者としては情報収集をしていきたいなと考えているところでございますとあるのですが、多分これで「情報収集をしていきたいところでございます」で、2021年の厚生委員会なので、その後、情報収集されての利点や課題等、今までの答えの中にもあったかもしれませんが、改めてお聞きいたします。