18801【西園寺委員】 分かりました。週20時間だから、月80時間ぐらい働いている人は、複数、結構いられるということなのだなというふうに思いました。それ掛ける最低賃金プラスアルファということですね。だから10万円弱、10万円稼ぐ人がいるかぐらいの感じなのかなというふうに、今受け止めました。
なぜこれをお聞きするかというと、やはり先ほどもあった小美濃市長の公約の部分です。そして、策定委員会の二次計画の策定の話の中でも、やはり非常に皆さんの関心が高い分野であって、先日会派からの予算要望の席でも、シルバー人材の果たすこの問題に関する役割は大きいのではないでしょうかということは、会派から申し上げているので、やはりここでもお聞きするということになると思うのです。
リサイクルセンターの復活はもう先ほどというか、今までも何回も答弁がありましたので、この話については、もうあまり蒸し返す必要もないと思いますし、それからプラス5万円あったら願望という話についても策定委員会のほうで整理がされておりますので、それはもう繰り返さない。
けれども、このシルバー人材センターという、私らが持っている財援団体が、シニアの方々の生きがいとか、それから友達ができたり、お小遣いがもらえたりという。そしてしかも公共の仕事を担っていただくという役割は非常に大きいわけで、ここの部分はもう私は小美濃市長がおっしゃったとおりで、拡充というか、強化というか、ここは組織が現状維持という意味では足らないだろうと思っているのです。どうでしょうか、小美濃市長。ちょっと後から御答弁もお願いしたいのですが。
その意味で言うと、今回の財援団体のヒアリングで、幾つかデジタル化をやっていきますよとか、それから東京都の多様な求人開拓の強化について積極的に手を挙げていくというような積極性も感じられる部分があるのだけど、やはり最大の課題はマッチングだと。やりたがる仕事とやりたがらない仕事のマッチングだという。そして何か会員の維持だみたいなふうで、ちょっと申し訳ないけど正直言って、例年のこのシルバーの8月の御報告というのは、展望がないというのかな、これからの高齢化社会に向けての何か広がりが見えないというのでしょうか、現状維持的な消極的な印象をどうしても持ってしまっていたのでございます。
いや、現場はそうではないのだよということなのかもしれませんけれど、ちょっと組織がシルバー人材センターは内向きになっているのではないかなという感じも正直受けるのです。もうちょっと外向きの積極性とか、お仕事をもっとモチベーション高く取っていくというような、そういうものがあっていいのではないかというのは、私が前々からちょっと感じていたことなのです。65歳以上の方にいろいろな意味で地域の公共のお仕事を担っていただくということ。そのために皆さんがもうちょっと、プラス1万円、2万円と稼げるように、手に入るようになったらいいなと。
これは小美濃市長のおっしゃっているとおりだと思っておるのですが、シルバー人材センターの組織の拡充とか強化とか機構改革とか、その辺については、今、小美濃市長、どのようにお考えでしょう。