18869【福山地域支援課長】 説明の中であります債務負担行為の設定がなぜ必要なのかというところかと思います。
まず債務負担行為というのは、一応確認しますと、予算は原則単年度で完結するものでございますが、1つの事業が単年度に終了せず、ほかの後ろの年度においても支出負担が含まれる場合には、あらかじめ後の債務を負担するための予算を決めておくことができるということで設定するものでございます。市の財政負担が、まず今回20年ということで想定をしているのですが、短期に集中することを避けるため、そういう20年間の補助ということを考えております。
両団体の社屋改築事業に対しては、社協が金融機関より、まずは一義的には融資を不足分に対して受けるのですが、その融資の元金及び利子相当額を市が補助金として、複数年にわたり支出することで、これからの工事の業者の選定に進むという形になりますので、その当初からのスケジュールに従って進めておるところではございますが、工事の業者選定に進む前に、当該事業にかかる全体の費用に対する予算の裏づけを得る必要があるということで、今回このタイミングで行政報告させていただいているところでございます。