18882【福山地域支援課長】 社屋建て替えに当たり、両団体の自己資金の差についてということで御質問いただきました。社協の立場で回答させていただきたいのですが、まず両団体のすみ分けといいますか、前提としまして、武蔵野市独自の歴史的な経過がございます。後ほど福祉公社のほうは、詳細はまた補足していただきたいのですが、福祉公社は、まず介護保険等に基づくような事業と福祉関連の事業で収益が望めるような事業を行っており、市の中では共助公助というところを中心とした役割を担ってきていると思います。一方、市民社協については、先ほど来ちょっと話にも出ていたのですが、市民を主体とした地域福祉に注力をしてきており、地域づくり等の互助の役割を担ってきております。
そういうところで、そもそも他の自治体で社会福祉協議会というと、いろいろなそういう収益事業も持っているのですが、本市の市民社協におきましては収益を望める事業というのが、現時点では持っておりません。調整型の市民社協と言っていますが、それとボランティアセンター武蔵野の機能というところで、事実上、積み立ててきているところも寄付等によるところで、結果として直近の額で5,000万程度であるというところが前提としてございます。