20754【宮代委員】 ぜひ、憤っていたと言ってください。これは住民の皆さんの感情的な部分とぶつかり合っているところが非常に大きくて、外向きの、表に現れている、やっている、やっていないだけの問題ではないということ、そして、特に陥没のことが起きてからなおさらのこと、信頼関係はほぼ崩れ去っているのだということ、その前提で様々行動していただきたいということをぜひお伝えいただきたいと思います。来週、オープンハウスがあるので、私は申し込んでいて、意見交換のほうにも申込みをしているので、どこまで言えるか分からないですけど、伝えていきたいとは思っていますが、ぜひ継続的にお願いしたい。そして、表に出てきている公の場の発言だけではなくて、もう少し突っ込んだところでお話をしていただきたいなというふうに希望いたします。よろしくお願いします。
それから、ずっと回答いただけていないことが、御担当が替わったのでまた同じことを繰り返すことになりますが、一応お伝えしておきたいのですが、まず、リスクマネジメントをやってくださいねということを言っていて、それに対して一切回答なしで今まで推移してきているので、ここ、リスクマネジメント。これだけ大きな工事をやっていて、既にリスクからクライシスに、要するにもう事象として出てしまったと。今から起こるかもしれないというものをいかに洗い出すかということがリスクマネジメントで、起こってしまった事象に対してどう対応を取りますかということがクライシスマネジメントで、この2つは別物なので、私はリスクマネジメントを求めています。クライシスマネジメントをやるのは当たり前のことで、リスクマネジメントというのは、事前に様々な事象について、とにかく思いつく限りのことをブレーンストーミング的に拾い出して、これに対して、これをどういうふうに扱いますかということをやってくださいねというふうにお願いをしていて、そのことについて一切まだ回答いただけていないという認識でおります。どう考えているのか。要するに、簡単にというか、ジャーナルにはいろいろなことが書いてあって、家屋調査の実施についてとなっているのです。ここに、いつも同じことが書いてあって、細心の注意を払いつつ慎重に進めてまいりますがというふうな文章になっているのは当たり前のことで、だけど、家屋調査をするということは、これは一つのリスクマネジメントになるのですけど、いろいろなことが起こる可能性があるなと思っているのだということは分かるわけです。起こるという可能性について、なおさらその確度は上がってしまっている状態にあるわけだから、そうすると、では、そのリスクマネジメントは、マネジメントですから、起こり得るリスクについてどうやってマネジメントするのかということの考えをしっかりとまとめていっていただきたい。
これは今、工事の話をしているのですけど、もし万が一、この工事が終わって開通した後に騒音・振動が出たらどうするのですかと。とにかく、沿道の皆さんにどんどん、お金はとにかく払いますから出ていってくださいねという、こういうストーリーを描こうとしているのではないかというふうに感じるのです。そのことについて、まず、どういうふうに考えているのか。今、私が言ったとおりに考えていらっしゃるのかどうなのか。誰に聞けばいいのでしょう。トップには国がいるのかもしれない。その後、事業者もいて、それぞれの立場でいろいろなお仕事をされているとは思うのですけれども、このリスクについて、開通した後も含めたリスクについて、どんなふうに考えているのかということを何か情報があれば教えていただきたいし、もし今のところそんな話はないですということであれば、今後はそういうことを伝えていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。