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令和6年 外環道路特別委員会

8月26日(月曜日)

令和6年 外環道路特別委員会
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20919【高橋まちづくり調整担当部長】  それでは、配付資料はございませんが、前回委員会からの主な経過について報告いたします。
 まず、外環本線についてでございます。6月27日に冬季の環境モニタリング調査の結果が公表され、7月11日に地盤改良帯造成作業中の舗装目地部、ボーリング孔跡からの気泡の発生があり、情報提供を受けております。
 また、8月2日に沿線都区市の課長級の会議が実施され、事業の現在の状況、外環工事の状況等に関するFAQの公表などを議題として打合せが行われ、8月9日に外環シールドトンネル工事の状況等に関する主な質問とその回答についてということで公表がなされております。
 8月20日に中央ジャンクションFランプシールドトンネル工事、今後の事業用地内の掘削作業に関するお知らせが公表され、掘削作業を9月中旬以降から実施することが示されております。
 次に、前回委員会での確認事項についてでございます。
 外環シールドトンネル工事の状況をお知らせする形式として、説明会方式ではなく、オープンハウスの方式を取っている理由についてでございます。より多くの方に事業の疑問や不安を解消していただけるよう、参加時間や説明内容を住民の方々それぞれの御都合や御関心事項に合わせることができる、オープンハウス方式としているとのことです。また、オープンハウスでは同時に、説明会形式、これは開始時間は指定、出席は事前登録制を取っておりますが、そういった意見交換の場も設けているとのことです。
 次に、調布市内で行われておりますオープンハウスについて、武蔵野市からの参加の可能性についてでございます。今回のオープンハウスでは、陥没、空洞事故、その後の地盤補修などにおいて御迷惑をおかけしている地盤補修範囲周辺にお住まいの方、調布市にお住まいの方を御案内する説明の場としたとのことですが、御指摘の意見もあるとは事業者側も認識しており、今後の開催方法については検討していくとのことです。
 次に、オープンハウス開催後、意見交換の内容等の公表についてです。こちらは先ほども述べましたが、今回のオープンハウス及び意見交換の場において出た意見とその回答について、FAQの形で令和6年8月9日にホームページで公表されてございます。
 次に、土の取り込み量だけでなく、ほかの事項についてもどのような捉え方をしてリスク管理に生かしていくかということについてでございます。事業者としては、シールドトンネル工事に係るリスクには、地質、地盤に関わる不確実性以外にも、計画や想定と実際の施工との乖離等によって生じる様々な影響があると考えられるとされておりまして、地盤沈下、振動・騒音の伝播、作業の安全性の低下等、周辺環境への影響を含め、シールドトンネル工事の施工により生じる安全・安心に係るリスク等を想定しており、引き続き細心の注意を払いながらの施工に取り組んでいくとのことです。
 次に、シールドマシン掘進に伴う気泡材、ベントナイトの成分についてでございますが、気泡材の主成分は界面活性剤、ベントナイトの主成分は粘土鉱物であるモンモリロナイトとのことです。
 最後に、Hランプシールドのテールシールの変状、部品交換及び公表までの期間についての再度の確認ですが、状況としては、テールシールの止水性は確保されているが、今後の掘進を踏まえ、変状したテールシールを交換したと聞いてございます。変状が確認され、部品の交換作業の実施に当たりましては、周辺にお住まいの皆様へ速やかにお知らせしたとのことです。
 続きまして、外環の2についてです。中間まとめの案について、地域構成員が引き続き確認作業を行っております。確認作業が終わった部分につきましては事務局に提出されており、事務局である東京都は、修正案として取りまとめを行っております。現在、中間まとめの一部の修正案が構成員に対して展開されている状況となってございます。
 報告は以上になります。