21193【三島委員】 失礼いたしました。では前回プラス、ちょっと凸凹のところが増えたということは伺っていたということで、引き続きその範囲も広げていくといいな、これから本当に入っていくところですのでという思いは伝えておきます。
次に、ほかの委員もたくさん言っていた、大泉側からの北行きトンネルのスクリュードライバーの損傷、変状についてちょっと伺います。ほかの委員も言っていたように、何で条件の変更だったり、添加材のプラス、増加があったりしたときに、きちんと確認できていないのかなという思いは、本当にありますけれども。
あと、もう少し言いますと、この大泉からの北行きシールドマシンは、東京外環プロジェクトのホームページの工事についてや技術の紹介なんかでも、先ほど他の委員が、もう粋を集めて造られたというふうにおっしゃっていましたけれども、本当に地中にある障害になるようなくいも切削して掘進することができる、支障物対応型シールドマシンで、直径1.2メートルのくいを46本切りながらトンネルを掘り進めることも、もう前提として造られているようなシールドマシンということなのに、今回施工条件の変更で、あらかじめ地盤改良が行われた箇所を掘進することとしたから想定以上の負荷がかかったというのは、このシールドマシンはもともと造られていた、1.2メートルのくいだって四十何本とか切っていける、そういう特殊なビットを560個装備しなんというところで造られているはずなのに、ちょっとしたそれでこうなってしまうというのが、本当に大丈夫なのかなということと、添加材を増加したとあるのですけれども、もともと北行きのところの工事の説明では、複雑な地盤を掘削する上での大深度高水圧対策として、この現場のために開発を重ねた特殊な起泡剤を使用してと、もともと使うことは分かっていたし、塑性流動性を確保し、今回粘り気が強くなったからみたいな書き方がしてありますけれども、増加はしたとしても、そのぐらいのことはもう前提としてシールドマシンが造られていたわけではないのかなという思いがあります。
その辺もちょっと聞いていただければいいかな。すごいマシンだったのではないのか。それがこれで使えなくなってしまう、壊れてしまうというところはどうなのですか。ほかの委員も聞いていらっしゃいましたけれども、改めて、北行きのマシンはさんざんすごいものだとうたわれている、今もホームページにそのまま載っていますけれども、そういう状況のマシンで、ちょっとこんな事故が起こるのは、一体何なのだろうなという思いがあります。
ちょっと伺います。シールドマシンがこのまま地下を掘削するのに、本当に安全に掘削できる性能を備えているマシンであるのかなという疑問も持ってしまいました。今後の対応に、点検頻度の強化、補修の前倒し、保守方法の見直し、補修した接合部を適切な時期に念のため更新を予定、というふうに書いてありますけれども、本当に更新してくれるのですよね、適切な時期はいつ頃なのか、その辺って説明を伺っていますか。すみません、ちょっと聞きます。