19694【落合委員】 ありがとうございます。単純に、都市整備部だけの予算の中で全部賄っているのかなと、そういうわけでは多分ないだろうなと。いろいろなところにまたがって、緑の維持管理というのはされているのかなとは思うのですけど、その辺も全体的に俯瞰した上で、実際今、現状でいえばこのぐらいかかっていると。これから、例えば30%まで増やしていくという目標を立てたときに、それがどういうふうに変化していくのかというのも、全体感の中で一定程度整理して示していくというのも大事ではないのかなというふうには思っています。率直に今回の中間まとめを見たときに、増やすという大きな目標を掲げて、それに向かって、今、前進していますというのはよく分かるのです。それを別に否定するつもりもないし、その方向性で行っていただきたいなと思うのだけれども、先ほども出ていたとおり、生き物なので、増やせばそれなりのリスク、いわゆる負担も生じてくる。その辺というのは相反するようなところもあるので、一定程度、財政的にもしっかり面倒を見ていかないと、増やすといったって単純に増やせない。現状の予算組みというのは、例えば公園だとかそういった部分で敷地を増やしていくだとか、ハード面のほうが割とクローズアップされていて、維持というところまでの部分というのは、確かに不透明なところがあるので、幾らかかるというのは算出も難しいのかなと思うのですけども、そういった部分を一定程度、基本的な方針も含めて。また、補助の在り方なんかもしっかり、見直すというのも変かもしれないけども、実際、先ほどの補助だとかを頂いていても、木の剪定をするのにそれこそ数万から数十万単位かかっているというお宅もあったりとか、なおかつ、高齢化に伴って今後どうするのだという声もたくさんあったり、また、落ち葉の問題にしたって、当然、緑が増えていけばその問題だってまたさらに拡大していく。では、それに対して財政的な援助というか、支援はどういうふうに考えていくのかというのは、非常に大きな課題なのかなと。
そういう意味では、今後、長計だとかそういった部分での議論にもなるだろうとは思うのですけども、次の基本計画の中には、そういった部分も含めて、しっかり市民の皆様にもきちんと理解をしていただくという意味で入れていくべきではないのかなというふうに思っているのですけど、その辺の次期改定に向けての基本的な考え方、ちょっとその辺だけ最後に確認しておきたいのです。