19719【井上道路整備計画担当課長】 前回、平成21年度の本線の工事とともに、遮熱性舗装を試験施工を行ったという経緯はございます。試験施工の第1本目だったという経緯がありまして、22年度、24年度と他の路線でも試験施工を行っております。環境対策の一環で、温度低減効果を図っていくというようなことで行った遮熱性舗装ですが、効果につきましては十分あるという結果を得られました。ただ、コスト面の課題がどうしても残っておりまして、足元だけ涼しくなればいいか、体感が涼しくならないではないかというような声もありまして、国のほうも現在もう既に予算化していないような状況ということも踏まえて、現段階で、市としましては実用化は難しいのではないかなと捉えておりまして、環境対策としての位置づけはしていないという状況です。今後とも、国や都の技術開発とコスト縮減等の動きがもしあれば、そういった動向には注視していきたいと捉えております。