19835【大久保道路管理課長】 まず1つ目、深さにつきましては、全国的に見ても、やはり今までの質疑の中でもありましたように、陥没というのは地表面から浅いところで起きるのが非常に多いのが一般的になってございまして、空洞調査につきましても、全国的に見ても、1.5メートルまでの範囲をやるものがスタンダードのような形になっていると聞いているところです。
中には、技術的には3メートルまでできるのですけれども、地上から1.5メートルまでと、また1.5メートルから3メートルまでというふうに、改修によってらしいですが、2段階に分けてやるのですけれども、特に深度3メートルまでの範囲の調査については、本市にはございませんが、例えば河川護岸を多く抱えているところですとか、あるいは、より深い位置に埋設物があるところですとか、あるいは極端なことを言うと、例えば地下鉄なんかがあるようなところは、まれに3メートルまでの範囲を調査するようなところがあると聞いていますが、例えば都市部とか一般的なところでは、1.5メートルまでがスタンダードということを聞いています。
また、頻度を上げるということに関しましても、我々も3巡目に差しかかったときに、例えば交通量の多いところを3年に1回とか、少しいろいろサイクルを変えてやろうかという議論はいろいろしたことがありますけれども、今のところはその通常のやり方で3巡目を回しているところでございます。
あと、先ほどありましたように陥没の原因というのは、やはり道路の下に埋設されている埋設物が起因して起きることが多くなっているというふうに捉えています。なので例えば、地下街が多いところをもっと頻度を上げてというようなお話もありましたけれども、特に地下街が多いところを頻度を上げるというよりは、そういった意味では一律なのかなというふうに思っていますが、先ほど申し上げたように、例えば、ふだんバスが通っているような交通が頻繁なところの頻度を上げるとかというのは、一つ考えられる強化の手法ではないのかなと思っているところでございます。