19955【深田委員】 このたびの陳情は、みんなが危険だなとそろそろ感じ始めている時期に、タイムリーに御指摘をいただいたものと思っているのです。まちなかで、やはり最近、高齢者の方がつえをついたり、ショッピングカートを押したり、手押し車を押しながらお買物に出かけたり、通院をなさったりという状況が多く見受けられるようになったではないですか。やはり高齢者の方々は、転んではいけないと思っているので、どうしてもつえをつく先の下を見ているのです。ショッピングカートのおばあちゃんたちも、がらがらを押しながら段差に気をつけながらやはり下を向いているのです。そういったことに対して、やはりスマホを見ながら、さっさと歩いている方々というのは、多分視野に入ってこないのです。接触した挙げ句に、高齢者の方は当然転倒します。高齢者の方の転倒は骨折につながり、これは大変な事態に及ぶわけです。
そういう観点からも、ウォーカブルというのがまずベースにあるのと一緒に、やはり安全でウォーカブルであることを目指しているのが武蔵野市のまちづくりであることは間違いないと思うのです。こうした、いわゆる社会的に立場の弱い方々、白杖の方もいらっしゃいます。白いつえをつきながら点字ブロックを頼りに歩いている方もいらっしゃいますし、小さな子どもたちだってそうです。こういうことにやはり配慮していくということは、これは本当にモラルであり、それから、人としての当然の行動対応だと思うのです。そういったことに対してやはり声をかけていく、啓発していくということはそろそろ始めたほうがよろしいのではないでしょうか。
ちょうど道路交通法の改正に合わせて取り組んでいくというのは、タイミング的にはよろしいことだと私自身は思っています。そのときにやはり根拠となるものがないと啓発もしにくい。それから、今日、今回よく御担当、お調べいただいていますので、取り組んでいらっしゃる自治体、12団体さんの課題やお悩みも聞こえてきました。今後やはり啓発するということは連携していくということにつながり、協定を結んでいる自治体さんもおられるということは、やはりこちらに構えである法令がなければお願いができません。具体的にどういう団体さんと協定、先ほどちょっと消防とか警察、どこか具体的に協定を結んでいる鉄道とか、そういうところの具体的な協定を結ぶ先、もう少し分かりましたら教えていただけますか。