20040【小美濃市長】 おっしゃるとおりで、今の開発公社の人材は、常務理事が1人増えましたけれども、増えたというか、新任になりましたけれども、F&Fを今後どうするのかということにしばらくは専念するのだろうなというふうに思っています。ただ、先ほど来お話が出ておりますとおり、都市再生推進法人として、これからまちづくりに取り組むぞという、そういう覚悟も決めたわけです。今まではどちらかというと、この法人格を取る前までは、不動産業務をやっているだけではないかぐらいにちょっとやゆをされたときがあったのですが、やはり先ほど落合委員がおっしゃったとおり、39年に吉祥寺の北口の計画が、計画というか、再整備が始まったのですけれども、そのために開発公社が昭和43年に設立されたわけです。このときは明確な目的を持って、吉祥寺の再開発、開発ですよね。吉祥寺の開発というものになって、しかし、それが一段落して、しばらく不動産会社みたいなことをやっていたのですけれども、設立の目的はやはりまちづくりだということで、都市再生推進法人というのを改めて、そういう法人格を取って、これからまちづくりをやるぞということにもなっておりますので、今後、今おっしゃったとおり、南口がスタートいたします。今は、社会実験も含め、また、まちの将来像の策定も含め、そういう活動をしつつも、片方では、地権者の方々、ステークホルダーの方々との話合いというか、課題整理みたいなものも同時並行して進めておりますので、やっとそういう意味ではまちづくりのスタートラインに立てたかなという感じです。
これから、1年、2年、時を重ねるにつれて、まずは、開発公社はF&Fなのですけれども、開発公社にどういう役割を担ってもらえるかということも含めて、庁内の中でも検討させていただきたいなというふうに思っています。