20324【深田委員】 理事者と協議をした上で、書類上で決裁をしたということですね。となりますと、その起案書が全てということになりますか。この問題は、先ほどほかの委員がおっしゃったように、市内を二分するほど大きな問題だったわけです。しかも、行政財産、これは売ってはならないというのが行政財産ですから、行政財産を普通財産にまで格下げをして売ったのです。それは普通財産取扱要綱があるからであって、しかも入札もしなかった、こういう事案であります。今後のことを本当に心配しています。先ほど他の委員から今後はという話がありましたけれど、何を根拠にして、今後はこういうことがないようにという戒めにするのですか。これはガバナンスの問題です。今すぐお尋ねしても、恐らく答弁はないでしょう。ですけれども、このような緩いガバナンスでは、今後、首長の裁量権が認められてしまった司法判断です。大変恐ろしい問題です。このことについては、きちんと説明責任が果たせるように、庁内の連携、そして協議、これは議事録にきちんと残していただきたい。公文書として残らないような状況では非常に困ります。これだけは厳しく要望しておきます。
以上です。