20556【深田委員】 公人の皆さんとしては、そう言わざるを得ないですよね、20年前のことだから。これは今、当然都市計画決定している地区計画ですから、当時の都市計画審議会の議事録を頂きました。平成19年11月20日に市役所811号室で計画決定しているわけですけど、この議事録を見ますと、一言もそのことを書いていないのです。説明もないのです。しかも、こちらの地区計画のパンフレットの中にも、高さが15メートルを超えるときの壁面の位置の話しか出ていないのです。そうすると、類推すると、巨大な容積を持ったものが要塞のごとく現れるということを当時想定していたとはちょっと類推できないです、この2つの資料からは。もし類推できない資料を残しているのだったら、それは非常に不誠実です。違いますか。
いずれにしましても、今お手元に即答できる資料がないのは確かですから、次の建設委員会までにしっかりと準備をしていただきたいです。議論があった、判断があったということを望みます。あったならあったでそこに責任が発生しますけれども、どういう解釈があったのかということが行政執行の責任者の問題だと思います。でも今、不確定な状況ですから、ぜひとも資料を御用意いただきたいということを要望しておきます。
今お手元に資料がない中で、今お気持ちを伺うのも気の毒かと思いますけど、何しろ、市長と私は御近所です。しかも、この法政一中・一高跡地の騒動のときには、まさに渦中でございました。そこから生まれたこの地区計画にお関わりになっていなかったわけではないですが、この1センチの攻防の中で極めて不利益な状況にお暮らしにならざるを得ない方々に対して、今この1センチの攻防を何か改善するための手だてと、何かお知恵がありましたら、市長のお考えを伺いたいと思います。