16724【本多委員】 様々議論させていただき、ありがとうございました。ワクワクはたらくを代表し、本件は不採択の立場を取らせていただきます。
教育委員会の受け止めとして、学習指導要領にはない教育について、その時々の数の議論で議決をするということに対して、権限上の疑問が残るというふうに感じております。法規範性のある学習指導要領を基本にして行われる公教育において、各学校の独自性や主体性はもちろん認められるものでありますが、それを市議会の議決でというのが課題があるというふうに考えております。
一方で、今回の盗撮事案の発生や昨今の社会情勢、そして今回の陳情の中にもあった様々な社会状況ということを踏まえると、人権教育や「生命の安全教育」等、学びや子どもたちのコミュニケーションの充実というものは必要不可欠です。それらについての提案というものは今後も様々な質疑において継続して取り組んでいきたいというふうに思っておりますので、現場への実効性ある変化を起こすためにも教育委員会の方々には御尽力をいただきたいというふうに改めてお願いをいたします。私も、子育てに直面する者として、子どもが加害者、被害者、傍観者にならないための行動というものを取り組んでいきたいというふうに考えております。
以上です。