16915【小林委員】 ありがとうございます。そういう意味で、そういった機会も通じて、冒頭申し上げた人権教育、情報モラル、こういったところも併せて知らせながらという工夫をして、ちょっとやってもらえればなと思います。
最後、これもまた要望なのですけれども、はじめにというところで、先ほど私も生きる力と言いましたけれども、武蔵野市の学校教育は生きる力の育成を目指し、知識・技能、思考力・判断力・表現力等、学びに向かう力・人間性等という資質・能力を、知・徳・体にわたって総合的に育む教育活動を推進してきたというようにあります。
例えば先ほど、プログラミングアプリとかそういうのをやってほしいとかという希望もあったと思うのですけれども、やはり子どもたちが生きる力を育成するために、様々な選択肢というのを市として用意していただきたいなというふうに思いますので、ここの市民性を高める教育や体験活動、読書活動など、こういったところも本当にすごく重要だと思いますし、こういった選択肢をさらに増やしていく。こういうような形での教育環境づくり、学校教育をつくっていただければなと思います。
実を言うと私が小学生のとき、塾に行きたいと親に言ったら、駄目だと言われたことがあるのです。当時の環境で、金銭的なものというよりは父の考え方だったと思っているのですけれども、勉強したいな、塾に行きたいな、でも駄目だと言われて、我慢した、自分で勉強したところは一定あるのかもしれないのですけれども、でもやはり今思うのは、そういったときに環境が与えられたらよかったなというように思うところもあります。
それは、市がお金を出してとか、そういうわけではないのですけれども、ただそういう子どもたちが生きる力を育むために、そういう環境、選択肢を与えられるようなところをつくることによって、子どもたちが未来に希望を持てる、そういうようなところが実現してくると思いますので、そういったところもぜひ進めてもらいたいと思います。
以上です。ありがとうございました。