17032【勝又子ども家庭部長】 今の委員の御指摘は、0123吉祥寺ができたときはお母様と子ども、お母様が市外でも子どもの関係は分けるべきではない、市外のママ友とのつながりも大事にすべきだということで、市外の利用も認めていたというような経過だと思っております。ただ、その後もいろいろ議会の中でも、0123の利用者の数が、当時、吉祥寺は約半分が市外になって、市の税金を使って半分が市外というのはどうなのですかという議論もこれまで議会の中でもしてきて、それは登録カードを有料にしたりとか、要は受けられるサービスです。ひろばだけは利用できるけど、市がやっている講座は受けられないというような形で区別をしながら、市外の人と市内の人を一緒に受け入れてきたという経過があります。先ほど担当のほうからも説明があったように、平成4年当時はやはりそういう施設が武蔵野市がもう先陣でなくて、他市の施設もなかったのですけれども、各区でも市でもそういう広場事業というのは、今、どこでもやっておりますし、行き場がないわけではないのです。
ですので、そういう意味からすると、公金をどういうふうに使っていくのか、住民に対してどういうサービスをしていくのかというところと、あとは、コロナ禍が明けて、やはりコロナ禍と比べてみると、市外の方が入ることによって、市民の方が逆にすごく窮屈で、本来きちんとサービスを私たちが与えなければいけない市民の方がそういう思いをするというのはちょっと違うなというのは、やはりこのコロナ禍を経て、市民の方が今まで使っていて少し使いやすくなったという声も伺ってくると、ここで一度、社会情勢が変わってきていますし、そういうコロナ禍を経験した上で、使い方、市外の人の扱いというのは、本来、先ほど説明した経緯がありますけれども、少し考え直していくことも必要かなというふうに考えていますので、そこは先ほど委員からあったように、子どもプランの中でどのように0123の在り方をするのかというのを検証した上で、そして、しっかり位置づけをして、もし市外の方をお断りするのであれば、どういう理念に従ってというのはまたそこでしっかり議論をしながら位置づけていかなければいけないかなと思っております。