17054【本多委員】 分かりました。この数字のところで目標値を定めるということにはなりにくいのは理解しているのですけれども、様々機能がある中で、今回の計画の中でも部屋の利用率が全然違いますという話があったりとかして、ある程度データでもう少しきちんとした分析というのができるのではないのかなというふうに思っています。大体エリアでどういうふうな部屋が云々かんぬんというところは、文化施設のほうの話とかでも、どこのここはすごい使われているけれども、ここの部屋は全然使われていなくて、でも、こっちのエリアではこうでとかということをいろいろとやったり、公会堂の話なんかでもそんな話が出てきたりとかしていると思うのですけれども、今回、境の駅周辺のところに様々な施設がある中で、この大規模改修をすることによって何を目指しているのかなというところが、いまいち、この計画の中からは。私としても、どうするのだろうというか、ほかの関連する計画というところにあるものとのつながりというか、そこが論理的につながってくるのかなというところをもう少し見せていただけると分かりやすいのではないかなというふうに思っていて、現状の使い勝手をこうしたいとか、こういうところで大変なことがあるのですということについては今回改修するのだなというのは伝わってくるのですけど、それだけではなくて、やはり生涯学習というものについての活動として、市がどういうふうにしたいのか。プレイスとの連携だとかそういったところは長期計画のほうに出てきているのも理解はしているのですけれども、市民会館という場所を活用して、今回改修することによって、どういうビジョンを描いているのかなというところが。確かに改修計画だからというふうに言ってしまえばそれまでなのかもしれないのですけど、どういうことを目指して、どういう状態を目指して今回──予算的にはここに今約5億円というふうに書かれていますけど──これを投入して、この施設をもっと使い勝手のいいものにしようというふうにするのか。というので、ちょっと話としてはいろいろなところを遡っていけば遡っていくほど、脈々と継がれてきた、そういったビジョン的なものというのがこの計画のどこに入っているのだろうか、何か関連しているということだけで済ませてしまってはもったいないのかなというふうに感じているのですけれども、もう少しこの施設の利用イメージというか、現状維持を目指しているということではないと思っているのですけど、そこについてもう一度お話しいただければと思います。