17153【勝又子ども家庭部長】 おおむねの解釈の話で、先ほど担当課長のほうから御答弁申し上げたように、これは非常に厳密に配置基準をやっておりまして、例を挙げますと、夕方の一定の期間もこの基準が満たされないと、指導の範囲、指導の対象になりますので、現場では、おおむねというのは、実は配置基準上、例えばこの園に何人保育士が必要なのだというところの基準を決めるときに、例えば1歳ですと3対1ですから、例えば定員5人だったら、3対1なので、計算上は3分の5ということになるのです。それを、1歳児、2歳児は6対1なので、定員掛ける6分の1、それで5歳児まで足していきますと、考え方は、3分の5なので、1と3分の2。ただ、3分の2という人はいないので、その場合は小数第2位以下を四捨五入していくのです。それで最終的に5歳児までトータルにして、最終的には小数第1位以下を四捨五入するという形で、その辺の配置人数を決めていくのです。なので、考え方はそういう意味でおおむねなのです。3分の2の人はいないので、そうなるのです。それで全体の人数が決まります。
ただ、配置をする上では、先ほど担当課長から申し上げたとおり、必ず3人には1人なので、5人には必ず2人は必要になるという計算になるので、そこが例えば、一定程度の時間でも、それを割るということはあってはならないという形なので、おおむねなので、そういうふうに臨機応変に捉えていいかという考え方ではなくて、園の構成を決めるときにそういう計算をするので、おおむねというような表現が使われているというふうに理解をしています。