17188【本多委員】 ありがとうございます。そもそもで言えば、学校給食法であるとか、結局学校教育全て、本来は子どものため、当然そうだと思いますし、子どもの健やかな成長のためと、大本のところは同じだというふうに思っています。ただ、今こういう制度設計になっていて、だからこそ、今お話をしたような、そこからやはり制度のところから漏れていってしまう子どもたちというのがどうしてもいる。それは、そもそも今回の制度で漏れているということよりかは、学校という枠組みの中で、既にそことは違う選択をされているということなのだというふうに思いますので、そこを遡ってというところだと思うのですけども、大本を子どものためだというふうに考えるのであれば、先ほどから出ている様々な形で検討をやはりしていただかないと、どうしてもこれは、今やり方として非常に現実的に難しい部分とか、でも、できるところからということで、先ほどの八王子市さんの例だとか、そういうやれるところからどんどんやっていこうというのはすごくいいことだというふうに思っていますし、私も前に保健センターでそういうものを食べられたらどうかとか、そういう話もしたこともありますので、様々なところでそういったことをやっていくこと自体は本当に必要なことだと思うのですけれども、ただ、今回そういう対象にならないよということについて、やはりきちんと市民の皆さんに理解していただくためには、やはり今回こういう制度設計になっているのですというところ、子どもたちのためということはもちろん考えなくてはいけないことなので、残された課題として検討するということは今伺いましたので、そこは公約にも入っていることということで、やはり最後まできちんとできる形を考えていっていただきたいなというふうに思っています。
先ほどアレルギーのところとかでも、食べたいのに食べられないという言葉がありました。食べたいのに食べられないというのは、恐らく不登校の中でも、お子さんによると思いますけれども、状態として、食べたいのに食べられない、行きたいのに行けないということも多々あるはずなので、やはりそういった子の思いというのには寄り添う必要があるなというふうに思っています。それが現金給付という形ではないのかもしれませんけれども、食べたいのに食べられないという子は現金をもらえて、食べたいのに食べられないという、私は何でもらえないのというところ、私の存在って何なのというふうに思われる。やはり制度を考えるときに、対象になる人、対象にならない人がどうしても出てきてしまうことは何でもあると思うのですけど、忘れられているというふうに思われたくないとか、そういうふうに思わせてはいけないというふうに思っている。自分たちのことも見えてはいるのだけれども、こういう制度の設計上こういうふうになっているということ。だから、きちんと検討はしているのだよということをやはり伝えていかないと、自分たちは見えない存在なのかなと思ってしまうので、そこはやはりこれからこの事業について発信をするに当たってきちんとやっていっていただきたいですし、こういうやり方もいろいろやっていきます、考えていきますということはぜひお伝えをしていただきたいというふうに思いますので、そちらはお願いしたいと思います。
ちょっと細かいことですけれども、先ほど、既に補助を出しているものについては都の補助金の対象にならないということで、就学援助のところで出しているものは算出から引くというお話がありました。これは、既にこういうふうにしているからということだと思うのですけれども、今後これは変更することになるのか、来年から振り替えるのかとか、その辺りはどういうふうな整理になっているでしょうか。