17209【川名委員】 いとすぎ学級については、ぜひとも研究というか、現場の方とも御相談していただきたいと思います。ああいう学級が残っているのは、本当にほとんどなくなってしまっていて、武蔵野市の一つの特徴というのですか、ぜひとも残していきたい事業ですので、ぜひとも検討していただきたいと思います。
私立については、検討はまだ始めないということでよろしいのですか。要は、物価高はやるとしても、私立も、これは市長公約にも入っていたことですし、お金がかかることは分かってはいますけれども、私立へ行くお子さんも多いのですから、それはいつぐらいから検討していくのかとか、いつぐらいを目標にしているかというその時間軸、現状で構いませんので、御説明をしていただきたいと思います。
もう一つ、これは予算のときも言っていたのかな、食材費を──給食費無償化というのは、要は食材費が無償化になるということなのですけれども、これの立替えをどうしていくのか。たしか給食財団で一時的には何とか対応できるけども、その後は難しいようなお話があったのです。これが一体いつ振り込まれるかによって、購入した食材費は一体誰が立て替えていくのかというのが見えていないのですが、これは市が立て替えていくのか、財団が立て替えていくのか、そこら辺が見えていないので、その辺についてどうお考えになっているかについてを伺います。
もう一つは、先ほどほかの委員からフリースクールのことがあって、基本的には学校に来てもらうために学校で給食を用意しているというお話がありました。確かに、公立学校に来てもらえるというのはいいことなのですけれども、給食が食べたくても食べられない子どもがいるのと同時に、学校に行きたくても行けない子どももいると私は考えています。今、学校の教室に行くことがゴールではなくて、学びを続けていくということがゴールだという、たしか変わってきています。そうすると、市立学校だけが全てではなくて、その子どもに適した居場所、フリースクールになるのか、家庭かは分からないですけども、そこで学べるのだったら、それも当然対象になってくるのだと思います。先ほどの御答弁だと、学校に来ないと支援しないというように受け止めてしまったのですが、そうではなくて、その子どもに適した環境で学んでいる子どもたちに対しても、今後支援を考えていくという理解でよろしいのでしょうか。要は、私立にも支援を行っているのに、フリースクールの子どもだけは除外されるというのはおかしな話になってきますから、そこは検討課題になっているのかどうか、この点も確認をさせてください。