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令和6年 文教委員会

8月20日(火曜日)

令和6年 文教委員会
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17372【勝又子ども家庭部長】  それでは、第50回むさしのジャンボリー開催中止について御説明いたします。本来であれば、所管の児童青少年課長から御説明するところでございますが、本日まで鳥取親子ふれあい体験事業に行っておりまして、従事しておりますので、私のほうから説明させていただきます。
 今年7月20日から実施予定でした第50回むさしのジャンボリーにつきましては、開催地であります武蔵野市立自然の村及び周辺におきまして、複数のツキノワグマが出没したことを受けまして、安全面を配慮した上で開催を中止いたしました。
 1枚目は、その経過が書いております。初めに7月13日の日、トレイルカメラを確認したところ、7月5日の映像で熊が見られました。その次の日に、中央棟7号室、これはちょうど西側になりますけれども、そちらで清掃中の職員が小熊を直接見たというところに始まりまして、その後、記載のとおり、熊が数回確認されております。ジャンボリーの開催準備として、7月16日に、現地に児童青少年課職員ほかスタッフが入りまして、準備を進めていたところなのですけれども、その間にも金峰山荘に聞き取りをしたり、あとは川上村のホームページなどを確認したところ、やはりハイキングコース周辺におきましても熊が目撃されているという情報が入りまして、7月17日の日に野外活動センターの職員が現地に調査に入りました。そこでもトレイルカメラを確認したところ、また7月15日に熊がトレイルカメラに映っているということが確認され、少なくとも2頭以上、その後、成獣も確認しましたので、3頭の熊が周辺にいるということが確認されましたので、協議をいたしまして、7月18日の日に中止を決定し、地域にも周知をしたところでございます。
 裏面をお願いいたします。その後、7月25日の日に野外活動センター、児童青少年課の職員が現地へ行き、また、その日には熊の忌避剤というものも設置をしました。その後、8月7日、これも児童青少年課の職員及び野外活動センター職員、あと私も同行いたしまして、忌避剤を置いた効果も含めて、7月25日から8月7日までのトレイルカメラを確認いたしました。この段階では、トレイルカメラには熊は映っておりませんでした。トレイルカメラは動くものに反応して録画をするもので、夜中についてもしっかり映像が映ります。ここで確認されたのが、8割が鹿でございました。そのほかアナグマですとかキツネですとかタヌキ、あとは人も周辺を通りますと反応しますので、そのほかは、風で葉っぱが揺れたりしても映ります。そういう映像が映っておりましたが、熊の確認はその段階ではありませんでした。
 当面の対応策としては、まず、現地に駐在しているスタッフがおりますので、これが複数人で軽トラックに乗車の上、村内を回ってパトロールをして、爆竹などを鳴らして、人がいるということを、まずそういうことをしております。もう一つは、先ほど説明した熊の忌避剤です。これは木酢液にカプサイシン、要は刺激のものを混ぜて市販されているものでございますけれども、この原液をペットボトルに入れて、穴をあけて、雨が入らないようにして各所に置くということも今現在やっております。そのほか、熊はやぶに入る習性がございますので、やぶ刈りの徹底を図って、トレイルカメラにつきましては、現在2週間に1回、野外活動センターの職員がトレイルカメラの中のチップを回収して、熊がいるかどうかの確認を2週間に1回行ってきております。この当面の対策は続けていきたいと思っております。
 なお、来年度に向けた対策でございますが、熊が施設内に寄りつかないための対策を検討して、ちょっと予算に絡むので、具体的なところは御質問いただければ例でお答えはできますけれども、いずれにしても予算が、経費がかかりますので、ここには具体的には記載はしておりません。
 報告は以上になります。