17502【本多委員】 ありがとうございます。この点検・評価をするということ自体がすごく重要なことだというふうに思っていて、なのでこれをもっと効果的なものにしていくということ自体が、ブラッシュアップしていくための大切なところなのではないかなという意図で質問をしました。
点検・評価をするということでいうと、例えば、この間もまた配付された、市のほうの行財政改革アクションプランというのもあって、こういったものを様々点検とか評価して、検証していくという取組の中の一環で、この様々な報告書をいただいているというふうに思っていて、報告していただいて情報共有していただくことももちろん大事なのですけど、これをやっていくそのプロセスの部分というところのほうが当然重要であって、ただこう書面にまとめましたとかそういったことではなくて、やはり中身のあることにしていかないと、ある種非常にもったいないなと思いましたので、質問したところなのです。
書式に特に決め事はないということでしたので、少し提案させていただきたいのですけれども、この17ページ以降の表にしていただいている部分、ここは非常に具体的で、読んでいて内容は非常に分かりやすいなと思っているのですけれども、項目として、実績と評価と今後の取組の方向性というところがありまして、恐らく受け止めている方によって実績の書き方と評価の書き方が、ちょっとごちゃ混ぜになっているところがあるのではないかなというふうに、全体を見たときにそう感じました。
というのは、実績のところに書くようなことが評価のところに入っていたり、評価の中でも、どちらかというと、できたことだけが書かれているところと、課題として今後の取組の方向性につながるようなことが書かれているところが、かなりばらばらになるというふうに思っています。この行財政アクションプランのほうで言うと、同じような項目で書かれているわけなのですが、そこが目標に対する1年間の取組状況、課題及び今後の予定ということで、課題という言葉が入ってくるのです。
この今回いただいている教育のほうの報告のところでは、令和5年度の課題、それに対して目標があって、実績、評価で、次の取組へということになってくるのですけれども、恐らくこの評価のところに、例えば残された課題とか、それが出てきて、その次の取組の方向性というところに恐らく結びついているというふうに思うのですけれども、それが出てくるところと出てこないところがあるのです。
なので、そのできたことをできたと評価することはもちろん大事だし、やったことをやりましたと報告していただくことは当然大切だと思っているのですけれども、この今後の取組の方向性というところに向かっての論理的につながる課題であるとか、例えば32ページがちょうど学校における働き方改革の推進というところで、結構数値で示していただいている内容になっているのですけど、こういうところも、例えば実績のところに持ちこまの事業数がこういうふうになったという数値の実績があって、評価のところには、今度は60時間の週の在校時間がこんなふうに変化してきているという数値的なところがあって、そこから今後の取組の方向性というところになると、今度は、当面の目標を達成していくためにこんなことをやっていくとなっているのですけど、これはやるとすれば、恐らく数値目標に全部落とし込んだりとか、数字で説明ができる項目なのかなと思っていて、全ての項目において数値化することは難しいかもしれないのですが、その数値化できるところはやっていったほうがいいと思いますし、それはこの実績なのか、それが評価に入ってくるのか、ちょっとこの辺りも整理が必要なのかなと思っているところなのですが、ここまでのお話について御見解を伺いたいと思います。