17505【川名委員】 今、本多委員が提案されたことはすごくそのとおりだなと思っていて、ちょっと触発されてしまったなと思ったのですけれども、いわゆるアウトプットとアウトカムが何か明確ではないのです、これの評価って。
要はやりました、次に何とかやっていきますなのだけど、そのことによって、例えば子どもの状況がどう変わったとか、その当事者がよくなったとか改善されたとか、目線がどうしても教育委員会の所管事務だから教育委員会目線になってしまうのですけれども、そのことによって対象者、例えば子どもの環境がよくなったとかという視点も入れていくことで、いろいろやっている事業は評価しますけれども、それによってどうなったというところがよく見えていないのですけれども、この点ちょっと今後検討していっていただければと思います。
これだけいろいろな事業をやっていて、子どもたちとかほかの社会人も含めて、社会教育等やってくださっているのに、身内だけの評価でなくて、それによって市民生活がどうなっていったという評価が実は一番大切だと思うので、今後検討してはいかがかなと思いましたので、そこを確認させていただきたいと思います。
細かいところなのですけど、28ページのところに学習者用コンピューターのことが書いてあるのですが、その中で、12月に発生した案件を受けて、人権についていろいろ行ってきたということが書かれています。これも有識者の評価のところでも、適切に対応しているというかなり高い評価になってはいるのですけれども、たしかそのときもいろいろ人権教育を広めていくというお話をされていたのですが、結果的にどのようなことをして、子どもたちにどういう気持ちが広がっていったのか。なかなか表現は難しいところがあると思うのですけれども、こういう書きぶりになった背景とか経過についても御説明をいただければと思います。