17653【勝又子ども家庭部長】 冷酷に断っているわけではないのですけれども、現状として、保育園は受けています。それは当然、先ほど委員から御指摘があった子どもの最善の利益という部分では、保育ができないと、子どもも小さいので自立もしていませんので、その必要性も鑑みて、あとは、待機児童がなくなったということがありますから、そういう部分も含めて保育園では認めています。学童は今、御存じのように、かなり定員がいっぱいです。実は定員を超えて入れておりまして、それに対して支援単位を増やして対応している状況なのです。今、産・育休の方を認めてしまいますと、例えばこれが数名とかであれば当然キャパの中で入れることはできますので、受け入れますという、市としても誰でも大丈夫ですということが言えるのですけれども、対象者の方が多くて、やはり箇所によっては今でも定員超過で適正の範囲のぎりぎりでやっているところがありますので、全てそれを認めてしまいますと、実際に利用されている子どもの環境が悪くなってしまうということもありますから、そこを総合的に考えますと、全ての方を受け入れられるという体制ではないのです。ただ、市としては、できるだけ必要な支援は進めていきたいと思っておりますので、児童の推移、ニーズの推移、また、学童はここ数年はもう少しニーズが上がっていく予想がありますから、その辺りの推移も見ながら、できるだけ御要望にお応えできるような支援の整備とかは進めていきたいと思っていますけれども、全体を考えながら進めていきたいと思っております。