17919【大野委員】 大分契約について質疑があったのですけれども、この前の一中、五中の解体の契約のときにも同じようなことが起こっていて、今回また同じような形で、予定価格の7掛けで一斉に来て、くじ引で決まると。私も、やはりこれは契約としては非常によろしくない状況なのだというふうに思わざるを得ない部分があると思います。
その2年前の契約のときにも、やはり都の基準から積算して予定価格を決めて、それを公表しているという、また本当に同じ説明があったのですけれども、その根拠は分かるのですが、ではそれで競争をして、きちんとした契約ができているのかという部分は、もう少し、東京都と相談するのか、他自治体と相談するのか、何らかの方法でその適正価格というものを、ここまで同じことが繰り返されている以上は、確認する必要があるのではないかなというふうに思っております。
もう一つ心配しているのが、その7掛け、予定価格掛ける0.7に対して、これだけ多くの会社が参入するというのは、楽勝でできる物件だというふうに思って来ているわけです。何となく武蔵野市内でもたくさんの解体現場でお見受けする形としては、解体のほうは特に難しい技術が多分少ないので、いわゆる建築の現場よりも外国人労働者の方がすごくたくさん作業をされていて、さきの契約物件のところで労務単価云々の話がありましたけれども、例えば日本人の方の労務単価については非常に厳しくだんだん取り締まられていると。
例えばその外国人の労働者の方を、それ以下の状態で使えるから使っているとか、何らか不適切なことがもし起こっているとしたら、それは公としてやはり看過できないことだと思うので、もう少しこの部分を調査しないと、このままこれから学校施設の改築がどんどん進む中で、当然解体もあるわけですので、くじ引で決まりました、予定価格の7掛けです、はい、終わりということにはならないのではないかなと思っているのですけれども、この辺の契約について、市のお考えをもう一度お伺いします。